どうもsantamaです!ただいま雪山二年生!
まだまだ雪山初心者の僕たちですが、二年でたくさんの雪山に登ることができました。
そんなわけで。登った雪山の中からオススメの山を難易度順にご紹介したいと思います。当然、僕の主観です。時期や天候、積雪量でも難易度は激変しますので悪しからずご了承くださいませ~。
コースタイムは、山と高原地図を使用していますが、無雪期のものです。雪のコンディションによって大幅に時間が変わることをご承知おきください!
雪山登ったリスト
僕たちが二年で登った雪山は、以下の20山です。たくさん登ったなぁ。
高尾山/竜ヶ岳/北横岳/黒斑山/西吾妻山/谷川岳/赤城山/武尊山/四阿山/会津駒ヶ岳
平標山/木曽駒ヶ岳/那須岳/霧ヶ峰/鷲ヶ峰/安達太良山/唐松岳/恵那山/至仏山/巻機山
雪山はじめの一歩(初級)
軽アイゼンがあれば、雪山が初めての人でも比較的簡単に登れる山です。ピッケルも不要!
霧ヶ峰 CT:1時間15分 標高差122m

2月。車山肩~霧ヶ峰ピストン。
登山口から山頂までの標高差が122メートル!傾斜も緩く、コースタイムもかなり短いので雪山初心者におすすめです。スノーシューハイクにも向いているのではないでしょうか。と言いつつも、僕たちが行った2月は厳冬期。雪はガチガチでした。
登山口から森林限界を越えているので、歩き始めてすぐに展望を楽しむことができます。北・南・中央アルプス、富士山、八ヶ岳…。錚々たる顔ぶれ!
登山口まではビーナスラインが走っています。非常に眺めの良い道路なので、ドライブも楽しめちゃいますよ。ただし!道路が凍っているので、スタッドレスタイヤや、チェーンが必須です。
北横岳 CT:2時間15分 標高差247m
スキー客に混じってロープウェイを下りると白銀の世界。
危ないところがほとんどないので、安心して登れます。
ロープウェイのそばにはゲレンデがあり、ヒップソリで遊んできました。スキー客の邪魔にならないように遊んできました。
黒斑山 CT:3時間15分 標高差431m

黒斑山から見える浅間山がとにかくカッコいい。ガトーショコラ。ぜひ晴れた日を狙って登っていただきたい山です。
アイゼンをしっかり効かせないと、怖い場所もありますよ。
赤城山 CT:3時間55分 標高差470m

赤城山自体は、ほぼ樹林帯なので、ザ・雪山という感じではないんですけども、単調ではないバリエーションのある雪道を歩くことができます。
雪の量によっては、地面が露出しているところもあるので、アイゼンに慣れてない方は戸惑うかもしれません。
下山後のお楽しみ。大沼が結氷していれば、その上を歩くことができるので、ぜひ体験したいところ。
めちゃくちゃ滑るので、用心してくださいね。僕は滑って転んで頭を打ちました。死んだと思った。
雪に慣れたら登りたい山(初級+)
西吾妻山 CT:3時間10分 標高差213m

2月がおすすめ。リトルスノーモンスターの大群は、一生忘れられない光景となるでしょう。スノーシューやワカンが必携かも。
天元台から登れば、短時間でスノーモンスターに出会えるのでおすすめ。
同じような景色が続くので、視界不良になりそうなら撤退の検討を。僕たちが行く前日に吹雪で行動不能になった方がいたそうです。
武尊山 CT:3時間20分 標高差150m

リフトを下りたらすぐに剣ヶ峰の登り。前後含めて剣ヶ峰は非常に怖い。そしてカッコいい。
剣ヶ峰を越えたら、白銀の稜線をどこまでも。これぞザ・雪山!大満足。
厳冬期を外して行ったので、雪が少しグズっていました。急傾斜のトラバースが怖かったです。締まっている時をねらうべし。
ピッケルを初めて使った山でもあります。
谷川岳 CT:4時間20分 標高差658m

登山者が多い人気の山なので、トレースがしっかり。そのかわり、土日祝日は渋滞が発生!
ロープウェイで高所まで行けるので、最初から眺めは抜群。
最初の天神平から天神尾根に乗るところまでが一番キツいけど、そのあともそれなりにキツい。
山頂から四方に伸びている白銀の稜線をどこまでも歩きたくなる山です。
安達太良山 CT:5時間5分 標高差760m
コースタイムが長く、標高差もそれなりにあります。くろがね小屋方面へ向かって登れば傾斜も緩くて登りやすい。
見どころたくさん。爆裂火口が大迫力。爆裂火口が見える場所は強風に注意。
山頂は東北の名峰が見渡せます!
山頂近くは傾斜の急な場所を横切るような場所もあり、怖かったです。乳首はガチガチに凍ってたのでパスしました。
下山後にすぐ温泉にありつけるのも魅力。
さらに雪山を楽しみたい(中級)
平標山 CT:5時間30分 標高差1014m
平標山から仙ノ倉山までの稜線が素晴らしくカッコいい。余裕があれば歩きたいけど+2時間は…。
夏に来ても良し。滝雲もうれしい。
標高差1000メートルオーバーは伊達じゃない。夏でもキツいのに、雪道だからさらにキツい。
会津駒ヶ岳(残雪期) CT:5時間55分 標高差1058m
隣は燧ヶ岳。その向こうには至仏山。
残雪期でもたっぷり雪が残っていてすごい。
山頂から見える中門岳も歩いてみたくなる見事な稜線(+2時間)
1000メートルを越える標高差に加えて、急な斜面が多くて脹脛がプルプルに。
帰りはヒップソリで遊べる(アイゼンは脱ぎましょう)。
木曽駒ヶ岳 CT:3時間40分 標高差344m

世間的には中級者向けらしいけど、千畳敷カールの下りは上級者向けではなかろうか。yunaさんは、楽しかったけど二度と登りたくない(下りたくない)と言っていました。フカフカだったら楽しい下山も、ガチガチの場合は恐怖です。
3000m級の風は非常に冷たくて厳しい。バラクラバを持って行かなかった時は顔が冷たすぎて撤退しました。
間違っても宝剣岳には行かないように。
唐松岳 CT:7時間35分 標高差866m

雪山の魅力が凝縮されています。
白馬三山に鹿島槍ヶ岳と五竜岳、剱岳が良く見えてハイテンション。
登るなら絶対に八方池山荘に泊まったほうが良いです。リフトの最終が早いので、日帰りで行こうと思うと、余裕のない山行になります。

キレ落ちてる場所も多いので、視界不良に注意。
7時間以上逃げる場所がないので、しっかり天気を選びたいところです。
雪の北アルプス入門。ここからはじまるのです