【会津駒ヶ岳】5月でも残雪たっぷりスノーハイク

5月29日

会津駒ヶ岳に登ってきました。

会津駒ヶ岳ってどこの山?
答えはなんと、燧ヶ岳のお隣さんです。
燧ヶ岳は尾瀬の山です。尾瀬には何度も行ってるのに、お隣にある会津駒ヶ岳のイメージは全くありませんでした。
ちゃんと、「山と高原地図」の「尾瀬」に載っています。へぇー。

行ってみれば、アクセスに難はありましたが、とても楽しくて良い山でした。

登山口のある檜枝岐村も、清潔感のある登山基地という趣です。
駒ヶ岳登山口にあるトイレが清潔なうえ、ウォシュレットに温座でした。素敵!

降りたらすぐに温泉に入れますし、テント場もたくさん。遅くまでやってる居酒屋もあって完璧だぜ…。

登山口は辺境の村に

会津駒ヶ岳の登山口はすべて檜枝岐村にあります。

檜枝岐村。日本有数の豪雪地帯で、平家の落人伝説が残る村。
ひのえまた。読み方がすごく不吉な響きだと思いました。それは丙午だ。

山深い土地にあるので、寂れた集落を想像して行きましたが、とても清潔感のある村でした。
観光地化が進んでいて、檜枝岐歌舞伎や温泉、スキー場等が整備されています。オートキャンプ場も沢山ありますよ。
なんだか全体的に統一感があるなぁと思っていたのですが、屋根の色を赤錆色に統一しているのだそう。

会津駒ヶ岳の山頂へは、駒ヶ岳登山口(滝沢登山口)からのルートが、一番短いルートになっています。

他にもキリンテ登山口と、御池登山口があります。どちらも、コースタイムが長く、日帰りでは厳しいかもしれません。山頂直下、駒の小屋での宿泊をお勧めします。

滝沢登山口から駒の小屋へ

おお。はやりここは尾瀬…。

駒ヶ岳登山口から、歩いて30分で滝沢登山口です。この間は、ほぼ車道歩きとなります。滝沢登山口の前にも駐車場がありますので、車の場合は滝沢登山口前まで行ったほうが良いですね。我々もそうしました。

滝沢登山口です。いきなり階段、その後急登。

そんなに歩きづらい、ということはありませんが、前日は雨。途中から登山道に小さな流れが出てきます。雨じゃなくても、しばらくは雪解け水が流れていそうです。
新緑が雨に濡れて、綺麗でしたねえ。

1時間30分登ったところで、雪が出てきました。
アイスバーンではないので、キックステップとストックを駆使して進みます。

木を見てもらえばわかりますが、積雪量はかなりのもの。
この時点で、ゲイターとアイゼンを装備。

ガスってきた上に風も強くなってきました。ホワイトアウトしちゃう!
駒の小屋の手前、池の平付近は目印に乏しい雪原です。ガスが濃いと、目印のポールも見えづらくなってきます。これはちょっとこわい。

なんとか無事に、駒の小屋へ到着。小屋番さんが親切にも自炊部屋を開放してくださりました。
昼ご飯を食べながら、天候の回復を待つ我々。

寒いし、何も見えないしで、僕はこの時点で帰りたかったのでした。しかし、登山バッジは「登頂しないと買ってはいけない」ルールを頑なに守るyunaは、登頂を主張。そう、彼女は晴れ女。絶対の自信があるのです。

山頂からの雄大な眺め

「ハーッ!」
yunaが気合を込めて雲を割った瞬間。
乗るしかない、このビッグウェーブに。

山頂に近づくにつれ、ガスが抜けていきます。
さっき帰っていたら、一生ぐちぐち責められるところだったぜ…。

山頂。

くぁー、中門岳への稜線もハッキリ。これは素晴らしい景色。

この稜線、歩いたら気持ちいいでしょうね。
今回は慣れない雪山で、時間を食ってしまったので、中門岳はあきらめました。
山頂付近で写真を撮ったり、雪遊びをして帰ることにしました。夏にまた来るぞー!

お隣さんの、燧ヶ岳。その向こうには至仏山が。

他人のソリ後で尻セード

ところどころ、急斜面があるので、尻セードで帰ることにします。
雪質が微妙で、振動が激しく、どうしたもんかなと思っていたら、前を歩いている人がソリで滑っているではありませんか。ソリの滑ったあとは、凸凹が潰されて、綺麗に整地されています。
乗るしかない、このビッグウェーブに。

こうして遊びながら下りているうちに、ヘトヘトに疲れてしまったのでした。

疲れた体を温泉で癒す

下山後は、お楽しみの温泉です。
檜枝岐村には、日帰りで入れる公衆浴場が3つあります。大人500円!ありがたい。

今回は、登山口からも近く、道の駅や食事処などの施設も充実している、アルザ尾瀬の郷で汗を流しました。プールもあって、スーパー銭湯チック。風情を求めるなら、駒の湯や燧の湯が良かったかもしれません。
とはいえ、露天風呂もあり、打たせ湯もあり。気持ちよく汗を流させていただきました。

まとめ

今回、登っている途中で天気が悪くなってきたので、どうなることかと思いました。晴れてよかったー。

山の難易度自体はそんなに難しくなかったです。ピッケルが必要な場面もありませんでした。でも、アイゼンとゲイター、ストックは必要ですよ。

登山道が、雪で覆われていて、平日のため、雪の上にトレースが無かったので、道迷いには注意です。ピンクリボンと、ポールを目印に登っていきましょう。ガスってくると、かなり見つけづらくなります。天候が悪くなりそうだったら撤退も考えてましょう。

そして、今回持って行きたかったアイテム。それはヒップソリ。会津駒ヶ岳の山頂~駒の小屋付近は、ソリ遊びをするにはうってつけの広さでした。尻セードでもいいんですが、濡れるし、生地が心配だし。

ヒップソリに熱視線を送っている僕。ほしい!

ヒップソリや、尻セードをする際は、マナーを守って遊んでくださいね。