テントポールのショックコードの交換は超簡単

先日、木曽駒ヶ岳でテント泊してきたのですが、ポールのショックコードがダルンダルンで、設営にとても苦労しました。
というわけで、テントポールのショックコードを交換してみたのです。Do It Yourself!

めちゃくちゃ簡単です!

やり方を知っておくと、久しぶりのテント泊でショックコードがダルンダルンでも、短くカットして付け直せばとりあえず設営ができます。覚えておいて損は無いですヨ。

トレックライズのテントポール

僕らが使っているテントはアライテントの「トレックライズ2」です。
購入してから6年が経過していても、バリバリ元気で頼れるやつ!
ただ、流石にショックコードがヘタってきました。

ヘタって縮まらないショックコード

ここまでヘタってしまうと、ポールの接続がうまくできなくなります。
ポールを繋げているうちにコードが余ってしまって、入らなくなっちゃうんですよね。
テンションがかからないから、繋げたそばから外れていくし…。
2人がかりで無理やり押し込み押し込みして、やっと接続ができたのでした。

ショックコードを交換!

必要なモノ

新しいショックコード
ハサミ
ライター

ポールの中から砂が出てくるので、掃除機も準備しておきましょう!

古いショックコードを抜き取る

ここ外れるのかあ!

ポールの末端のエンドチップをくるくると回すと、あっさりと外れます。
結び目を解いて、ポールからショックコードを抜いていきましょう。

こんな感じで、抜いた順に並べておくと後の作業がやりやすくなりますよ。

新しいショックコードを通す

用意しておいたショックコードは太さが3mmのもの。
明らかに元のコードより太い…。2.5mmで良かったんだ!

末端はこんな感じで、小さな凹みがついてます。
こちら側からコードを通していきますよ。

ショックコードの長さは、テントポール全長の8~9割くらいにする方が多いみたいです。
ショックコードの説明書きには、「ポールの長さより20cm短く」などと書いてあったりもします。
いずれにしろ、使用する長さの所にマジックなどで印をつけておくようです。
僕は面倒なので割愛(笑)

では末端からコードを通していきます。
…の前に、ショックコードの末端はライターなどで軽く炙っておくと、ほつれないし、ポールに通しやすくなります。
この場合は右から左へスルスルっと。

次から次へと通していきますよ。

反対側の末端からこんにちは。

ここでエンドチップを通しますが、その手前に軽く結び目を作っておきましょう。

結び目の中に先端を通したら…

ギュ~っと絞ります。

ポールに突っ込んでしまいます。

ここでショックコードが太すぎて入らないかも…と思ったのですが、なんとか大丈夫でした。

ポールを繋げる

いなり監督の厳しい視線

末端のエンドチップを締めたら、ポールをすべて繋げますよ。

んで、最初にコードを入れた方はこんな感じになっております。
本来ならば、印をつけた部分を引っ張り出すのですが、僕は何も印をつけていないので、まあ適当にぐぐーっと引っ張り出します。

勘で。

引っ張り出しすぎてカットしてしまったら元に戻せないので、ほどほどに。
緩めにした方が、あとで調整できますし。

手を離すと元に戻ってしまうので、クリップなどで留めておきましょう。
うちにクリップがなかったので、お菓子の袋を留めるやつを使いました(笑)

んで、適当なところでカット。もちろん先端はライターで軽く炙る、と。

こちら側も軽く結び目を作ってから、エンドチップを通し…

先端をぐいーんと結び目に通したらギュッと絞る!

ハイ!これでおしまい。
テンションを確認して良さそうだったらオーケー!
ちょっと緩いなと思ったら、ショックコードを少し短くカットして調整します。

めったに交換することはないけれど

テントを買ってから、初めての交換まで6年。
滅多なことでは交換するものじゃないんですが、覚えておいて損は無し。

ちなみに、テントによってポールのエンドチップあたりの構造が違うと思うので、交換をしなくても一度取り外して確認しておくことをおすすめします!

これで我が家のトレックライズは、あと5年は戦える!



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