使い終わったガス缶(OD缶)の処理方法

気が付くと溜まっている空っぽのOD缶。

我が家でも使用済みのOD缶が10個くらい溜まっていました

こまめに処理しないので、捨て方のルールを忘れてしまいます。今回は、自分が住んでいる自治体のルールを調べて、キッチリ処理していくことにします。

注意
これ以降は可燃性のガスを扱います。OD缶の中身の主成分は液化ガスのブタンやプロパンです。空気より比重が重いため、漏れ出たガスは下に滞留します。作業する際は火の気のない屋外で、風上に立ってやりましょう。周囲に人がいないか確認も忘れずに行ってください。

廃棄の手順と使う道具

廃棄の手順はとても簡単です!

  1. ガスを使い切る
  2. ガス缶に穴をあける
  3. 自治体のルールに従って廃棄

缶の穴を開けに使用する道具は、「EPIカンベンチレーター2」です。

EPIカンベンチレーター

OD缶用の穴あけパンチ。これを使えば、簡単に穴をあけることができます。どうやって使うのか、この形状から想像できませんね。

EPI(イーピーアイ) カンベンチレーター2 A-6702

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穴を開ける前にガスを使い切る

ガスを使い切っておかないと、ガス缶に穴を開けた際にガスが噴出して危険です。必ず使い切るようにしてください。
缶を振ってみて、チャプチャプ・サラサラ音がする場合は、コーヒーでも沸かして使い切りましょう。

ガス缶に穴を開ける

ガス缶に穴をあけるか否かは、実は自治体によって違います。お住いの自治体が、ガス缶に穴をあけなくてよいところであれば、ガスを使い切ったら自治体のルールに従って廃棄するだけです。

中身の残った缶を、火の気のある場所で穴をあけて引火する事故が多発したため、最近は「ガス缶に穴を開けないで」という自治体が増えているようです。私の住んでいる川口市でも、「絶対に穴をあけないで下さい」となっています。
ガスをしっかり使い切ってから捨てるだけなので簡単ですね。

僕は、ガス缶に穴を開けないで捨てるのが気持ち悪いので、安全に配慮しながら穴をあけることにしています。

それではガス缶に穴をあけていきます。

EPIカンベンチレーターを写真のようにOD缶の首に引っ掛けます。

このように掴んで、「グッ」と押すと、缶に穴が開きます。しっかりガス抜きをしていれば、音もありませんし、噴き出しませんので、思い切りやりましょう!

想像よりも手ごたえなく穴があきます。「くにゃ」という感じ。拍子抜け。

自治体のルールに従って捨てる

捨てるまでは保管しておく必要があります。穴を開けた後、部屋に放置しておくと、あのガスの臭い(付臭剤というらしいです)が漂います。無害とはいえ、かなり臭いのでご注意ください。

私が住んでいる川口市は金属ゴミとして廃棄となっています。必ず自治体のルールに従って捨てるようにしましょう。

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