2人の会話を録音可能!ワイヤレスマイク Saramonic Blink 500 PRO B4

ユーチューバーの間では、ワイヤレスマイクと言えばRODEのWireless GOであり、2人の会話を録音したいときはWireless GO IIでした。

僕もWireless GO IIを使っていたのですが、大朝日岳に登った時に無くしてしまい、途方に暮れておりました。46000円…。もちろんyunaさんは激おこぷんぷん丸であり、「もう一度買いなおしたい」と申し出たところ、激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム(神)となり手が付けられなくなったのでした。神の怒り!

そんなわけで、Wireless GO IIよりもリーズナブルなワイヤレスマイクを探すハメになったのですが、割とすぐ見つかったので購入&レビュー。めちゃくちゃ良かったです!

Saramonic Blink 500 PRO B4を買いました

今回購入したのが、SaramonicのBlink 500 PRO B4です。
このマイク、というかSaramonic自体が日本で認知されていないのか、使っている人が多くないようです。評判を調べようにもなかなか難しかったです。

購入はサウンドハウス。25800円。さらにポイントが5160ptも付与されてびっくり。amazonだと42000円、ヨドバシだと62200円。
安すぎてちょっと心配でしたが、サウンドハウスが音響機器を扱う業界最大手の通販サイトとのことで信じて購入したところ、ちゃんと届きました。
※2022年12月13日現在、45800円になっていました。

Blink 500 PROシリーズの違い(たぶん)
Blink 500 PROシリーズはB1~B6まであります。
B3/B4はiOS機器用。受信機にライトニング端子が付いていて、iphoneと直接接続します。B3とB4の違いは、送信機(マイク)の数の違い。B3は1個で、B4は2個。僕らは二人の会話を録音したいので、B4を選びました。
B5/B6は受信機にUSB-C端子が付いていて、アンドロイドスマホ向けなのかなと思います。B5とB6の違いはやっぱり送信機(マイク)の数の違い。B5は1個でB6は2個。
B1/B2はTRS to TRSケーブルが同梱されているので、一眼レフカメラ等との接続を想定しているものと思われます(TRS to TRRSケーブルも入ってます)。

Blink 500 PRO B4の中身は…

受信機(レシーバー)×1
送信機(トランスミッター・マイク)×2
充電ケース×1
充電ケース用ジッパーバッグ×1
USB-C-USB-A充電ケーブル(30.5cm)×1
micro-USB-USB-A充電ケーブル(30.5cm)×1
ウインドジャマー×2
ラベリアマイク×2
取扱説明書×1

Blink 500 PRO B4の特徴

元々の選択肢は、Wireless GO IIを買いなおすか、DJI micを買うか…だったのです。
せっかくなので、ジンバルでお世話になっているDJI micにしようかなと思っていたのですが、YouTubeで実際の音声を聞いてみてガッカリ…。明らかに音がこもっているのでした。それなのに、ガシェット系ユーチューバーは絶賛の嵐で違和感…。
そこへきて、海外では評価の高いSaramonicが候補に挙がってきたのでした。

音質について

かなり良いと感じました。声はクリアに入りますし、周囲の音も適度に拾っています。Wireless GO IIとどっちが良いかと聞かれるとBlink 500 PROなのですが、しばらく使ってみてからしっかり判断したいと思います。

収納ケースに入れるだけで充電ができる

収納ケースには、受信機と送信機が入ります。ケースは充電ケースとなっており、セットするだけで充電が開始されるスグレモノ。
充電したら、稼働時間は8時間とのこと。

ライトニング接続で受信機をiPhoneに接続

僕が登山動画を撮影するときは、ジンバルにiPhoneを載せて使用しています。なので、受信機はライトニング接続が必要となります。
Wireless GO IIは別売りのケーブルでiPhoneと接続しておりましたが、受信機はジンバルに固定して、ケーブルはiphoneにつなげるので、取り回しが面倒でした。

心配なのは耐久性

一方、Blink 500 PROは受信機にライトニング端子が付いていて、iPhoneと直接接続することができます。ケーブルが無く、iPhoneと一体化することで取り回しもスムーズ。重さも16.5gと超軽量なので、ジンバルの動作に影響を与えません。

ラべリアマイクがついている

買ってすぐにピンマイクが使えるなんて、気が利いてますね~。
ラべリアマイクって、単品で購入すると数千円以上するので、これはありがたい。

Blink 500 PRO B4のダメな点

充電BOXはUSB-Cなのに、マイク側はmicro-USB

まず最初に

なんでや!

と思ったのが、充電ケースはUSB-Cなのに、マイクはmicro-USBであること。

充電ケースはUSB-C
マイク側はmicro-USB

普通USB-Cに揃えるだろ!
致命的なことではないのですが、持って行くケーブルが余計に増えてわちゃわちゃするやんけ…。

なんでや!

充電ケースにアクセサリが入らない

マイクと受信機が綺麗に入る、素晴らしい充電ケースなんですけど、ラべリアマイクやウインドジャマー、各種ケーブルを入れるスペースが欲しかった…。
いや、そうしたらケースが大きくなってしまうのはわかっているんですけどね…。
それなら、ジッパーバッグを半分の大きさにして、アクセサリーケースにしてほしいな、と。

iOS機器以外には使えない

あたりまえのことなのですが、受信機はライトニングコネクタで接続するので、iOS機器としか接続ができません。いろんな機器に接続するのであれば、B1/B2にして、各種ケーブルを使って接続するのが良いかと思います。

BLINK PRO 500の使い方

残念ながら日本語のマニュアルがありません。ネットで探しても操作に関する解説をしているページは見当たらないので、英語のマニュアルを見て、自分なりに使用した結果を記します。

電源ボタン(MUTE)

3秒以上の長押しで電源ON

電源ON時に押すとミュート

電源ON時に3秒以上長押しで電源OFF

+/SETボタン

押すたびにメニュー表示 バージョン情報⇒リストアモード⇒言語選択⇒ミュートキー動作選択⇒液晶消灯時間選択⇒インプットモード選択⇒ゲイン調整
長押しでメニュー選択

メニューで使用しそうなのは、ミュートキー動作選択(Disabel⇒使わない Enable⇒使う)、液晶消灯時間選択(常時ON、10秒・30秒・60秒から選択)、ゲイン調整(0~6で調節)でしょうか。

-ボタン

+ボタンと共にメニューの項目選択に使用

充電ケースのPairボタン

ペアリングがおかしくなった時、送信機と受信機双方の電源を入れて充電ケースに入れ、Pairボタンを押すと再ペアリングされるようです。

まとめ

Blink 500 PRO B4は、ぱっと聞いてみても、かなり音が良いと感じるレベルなので、僕のようにiphoneで撮影するレベルなら十分に活躍してくれると思います。
音質と耐久性、稼働時間や伝送距離については、しばらく使い倒してみてから再度レビューしてみますのでしばらくお待ちください。
というわけでBlink 500 PRO B4は、今の所、些細と言えば些細な不満しかないワイヤレスマイクなのでした。



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