ガスアダプター:中途半端に減ったガス缶をまとめる方法

山でコーヒーを沸かしたり、ご飯を作ったりするようになると、溜まってくるのが中途半端に減ったガス缶です。ガス缶を持ってみて、これくらいあれば足りるということはわかるのですが、心配性なので、ついつい新品を持っていってしまいます。

おかげさまで増え続ける中途半端なガス缶たち。

半端なくガス缶を1つにまとめられたらなぁと思っていたら、やっぱりありました「ガス詰め替えアダプター」。これは、いわゆるアウトドア用のガス缶である「OD缶」同士を接続して、中身の液化ガスを移動できるツールなのです。

※今回紹介している商品が無くなってしまったようなので、似たような商品リンクを貼っておきます。説明書をよく読んでご使用ください。

注意

※これ以下は可燃性のガスを扱います。そのため作業は火の気のない屋外で、風上に立ってやりましょう。周囲に人がいないか確認も忘れずに行いましょう。

OD缶の中身である液化ガスの主成分はブタンやプロパンです。空気より比重が重いため、漏れ出たガスは下に滞留します。僕がやっているように台所の換気扇の下でやるのはNGです。

準備するもの

  1. ガス詰め替えアダプター
  2. 容量が中途半端なOD缶
  3. 氷水を張ったボウルや洗面器など
  4. はかり

OD缶の容量を知っておく

プリムスのOD缶は、春夏用のノーマルガスと、オールシーズン用にハイパワーガスがあります。

今回は小サイズ缶です。充填ガス量はノーマルガスが230g、ハイパワーガスが225gです。缶を含めた総重量は公式サイトに載っていないので、使い切ったガス缶の重さを量ってみましょう。

空のノーマルガス缶は149g。

空のハイパワーガス缶は150g。

いくつか計ってみましたが、どちらも大体150g前後というところでしょうか。元々充填されているガスの重さが、ノーマルで230g、ハイパワーで225gですので、満充填状態で375g~380gでしょうか。

過充填が怖いので、詰め替えた後は350g以下になるようにしていきます。

ガスの詰め替え

それでは実際にガスの移動です!最初のほうで言いましたが、液化ガスは空気より比重が重いので、漏れたガスは足元に滞留します。たぶん、換気扇の下でやっても意味はないと思います。

僕は台所でやってますが、実際の作業は風通しの良い、火の気のない屋外でやりましょう。

ガスアダプターのつまみを時計回りにまわして、ガス缶に接続

ガスアダプター。ガス缶に接続する前に、つまみを時計回りにしっかりまわして閉めておきます。これをしないと、ガス缶に接続したときに、いきなりガスが漏れ出しますよ。

まずは、送り側の缶=ガスを移動させる方(空っぽにする方)にアダプターをねじ込んで固定します。

受け側=ガスを充填する方のガス缶にもう片方をねじ込みます。

ガスアダプターのつまみを反時計回りにまわす

この状態でつまみを反時計回りに回すと、ガスが移動します。ガスは液体になっていますので、ガスは上から下へ移動しますよ。ガスが移動しているときは、「シュー」という音がします。

受け側の缶を氷水につける

送り側のガス缶の容量が減ってくると圧力が低下し、移動のスピードが落ちてきます。そんな時は、写真のように氷水を張ったボウルなどに、受け側の缶を入れて冷やしてやります。「シュー」という音がしなくなるまで、しばし放置。

ガスアダプターのつまみを時計回りにまわしてから外す

音がしなくなったら、ガスアダプターのつまみを時計回りに閉めます。しっかり閉めておかないと、アダプターを外すときにガスが漏れ出しますよ。

充填後の重量を量ります。280gでした。もう少し入りそうですね。