登山用ダウンジャケットを家にある洗剤で洗濯してみたら簡単だった

毎年毎年、春になったらダウンジャケットを洗おうと思うんですけど、思うだけ。
クリーニングに出すのも面倒くさい(お金かかる)し、自分で洗うのもなんだか怖いしで、買ってから数年が経ってしまいました。皆さんもそうですよね(断言)!

洗えないと思っているから、なるべく汚さないように着ていました。なんだかダウンジャケットに遠慮をしているようで悔しい。
それに、登山ウエアの殆どを洗濯しているのに、ダウンジャケットだけを洗わないのは不公平ではないか。ダウンジャケットも洗ってほしいに違いない。
そこで、このたび、意を決してダウンジャケットを洗ってみたのでした。

洗ってみて大後悔。ダウンジャケットを洗うの、超簡単でした!もっと早く洗えばよかったよ。

ダウンジャケットを洗わないとどうなるのか

特に汚れているようには見えない

くさくなる。いや、僕のダウンがくさいわけではない。なにしろあまり着ないようにしてきたからです。寒くても。
そもそも、ダウンジャケットを登山の行動中に着ることはなくて、休憩や宿泊の時に着ることが多いのです。数年経ってはいますが、着用時間で言うと、そんなに長くはないのではないでしょうか。

ダウンは汚れると保温力が落ちる

今回僕が気にしていたのは、ダウンが潰れてボリュームが無くなっているのでは、ということ。
ダウンジャケットに封入されているダウンは、水鳥の胸毛なんです。
水鳥の胸毛は、ものすごくふわっふわで、空気を抱え込む性質があります。これがダウンジャケットが暖かい理由です。

このダウン、新しいうちはボリュームがあって、しっかり空気を抱え込むのですが、長く使用しているうちに皮脂やら汗やらナニヤラがダウンに絡まってふわふわを潰してしまうそうなのです。
ボリュームのなくなったダウンは空気を抱え込めず、暖かさがなくなるんですよね。
長く使っているうちに、買った時よりペラペラになったなと思ったら、すぐに洗ってあげたほうが良いと思いますよ。

フィルパワーのはなし

ちなみに、このダウンの質を表すのに、フィルパワーという数値を使います。
フィルパワーとは、羽毛1オンス(28.4g)当たりのふくらみ度合いを表す数値です。
二種類のダウンジャケットがあるとして、どちらもボリュームは同じで、違いはフィルパワーの違うダウンだとします。
この二つのダウンジャケットはボリューム(抱え込んでいる空気の量)は同じなので、保温性能は同等です(厳密には差が出るかもしれません)。
ただ、少ない量で同じボリュームの出る、フィルパワーの大きい羽毛を使っている方が軽くなります。
そういうダウンは高価なので、安いダウンジャケットがあったら、フィルパワーの低いダウンを使用しているかもしれません。購入時はしっかりその辺も確認しておきましょう。

とにかく洗ってみよう

御託はいいから、洗ってみましょう!

洗っても洗わなくても同じだったら嫌だな

こんな状態からスタートです。特に匂うわけでもなく。

たたんでみた

洗濯ネットに入れるため、畳んでおきます。

横から見てみます。

まずは洗濯表示を確認

左から、手洗いができる(30度まで)、漂白不可、アイロン禁止、石油系溶剤によるドライクリーニング可…
一番右は調べてもわからなくて、陰干しのことかなーと予想。

ファスナーを閉めておきます。なぜ閉めておく必要があるのか。
ポケットに水が入るときの水圧で破けてしまうからかな。

ネットに入れまして…。

洗濯機にin。

洗濯設定です。
パナソニックのドラム式洗濯機。おうちクリーニングコースで洗います。

洗濯表示は手洗いでしたが、やさしく洗えばオーケーなので、おうちクリーニングコースを選択。洗剤はどこのご家庭にもある、オシャレ着洗いを使います。我が家はエマール。

ダウンジャケットは水に浮いてしまうようなので、水を浸透させるために洗いとすすぎは回数マシマシにしました。実際、洗い始めはネットごと水面に浮いているような状態でした。

脱水はダウンを痛めるということなので、最短の1分で軽く絞る程度にしてスタートです。

哀れな姿に

洗濯して脱水した後の状態です。ここからちゃんとふわふわに戻るのか心配になってきました。

さて、乾燥の方法なのですが、洗濯表示は陰干し(?)となっておりました。
陰干しをしながら、時々叩いて、ダウンに空気を含ませてやるそうなのです。
面倒くさがりの僕は、ちょっとそういうの無理なんで乾燥機にぶち込みます。
ぶち込むと書いてますが、実際は綺麗にたたんでネットに入れて、やさしく入れますよ。

乾いた!
心なしか、腕の部分にボリュームが出ているような気がします。

実際は、乾いているように見えても、芯は湿っていたりすることがあるそうなので、しばらくこのまま干しておきますよ。

洗う前と同じように畳んでみて、そんなに変わらないかなーと思いましたが…

気のせいでした

横から見たらパンパンでした。これはすごい!

ダウンジャケットの洗濯を終えて

レインウェアもそうでしたが、洗濯方法が良くわからないと億劫になりますよね。
ダウンはクリーニング!というイメージもあって、なかなか洗濯できないでいましたが、実際に自分で洗濯してみて、とにかく簡単でした。本当にもっと早く洗濯しておけば良かった!おしゃれ着洗いで洗濯できるのも良かったです。
年に数回洗うのであれば、ダウン専用の洗剤を買ってみても良いかもしれません。

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乾燥機はかけたほうがよい

乾燥機が無いご家庭では陰干しすることになると思いますが、陰干しするくらいならコインランドリーに行って乾燥させた方が良いと思います。
陰干しだと、乾くまでに相当時間がかかりますし、その間に雑菌が繁殖しそうです。
また、時々たたいて空気を含ませてあげないと、ボリュームが戻らないと思います。
乾燥機であれば、空気を含ませながら乾燥してくれるので、仕上がりがふわふわになりますよ。