どうも、santamaです。
以前からコツコツ作ってきた登山部屋がようやく形になってきました!
テーマは「木の香りがする山小屋風」
…というのは今考えたのですが。
棚や机など一部は元々持っていたモノを使用しておりますが、それ以外はDIYで色々製作しました。
DIYといっても、凝った作りや凝った塗装をせず、簡単シンプルなものに留めました。
途中で諦めないようにね…。
というわけで、皆さんに我が家の登山部屋をご案内!
と、同時に、製作にどれくらいかかるのか、何を使うのか、費用はいくらなのか…。
そんなところも簡単ではありますが、ご紹介いたします!
目次
イントロダクション
全体像
ぐるりと一周!登山道具で埋めました。
元々11帖の大部屋だったのを、真ん中に無印のスタッキングシェルフと、その上にイケアのボックスを置いて仕切りました。
…ので、大体5帖ちょっと、というところでしょうか。
棚の向こうは我が家の寝室になっていますよ。
材料の揃え方
全てホームセンターで揃えています。
木材のカットもホームセンターで。
ビバホームには、大変お世話になっております!
ホームセンターに行く前には必ず、設計図を作っておきますよ。
材料と寸法・必要数をあらかじめ決めておくのです。
木取り図を書いて持っていくとスムーズです。
使用した道具
ネジ締めに必要です。ドリルドライバーだとネジが最後まで締まらないことが多くて、最後は手で絞めるハメになるので、作業効率アップのためにもインパクトは必要です。
大量に使用するのでボトルタイプを。
しっかり圧着させて乾燥させると、瞬間接着剤より接着力が強いんだそうです。
板同士を直角に接着したものを固定する道具です。
ボンドの接着力を最大限に生かし、ガタ付きのないまっすぐ綺麗な棚を作るのに必要です。
4個あれば十分です。
下穴を開けないなら、木が割れにくいビスを使った方が良いです。
有孔ボードをネジ締めするときは3.8×25mmを。
棚作成の際は4.2×65mmを使用。
木材の表面の保護・つや出しに。
表面をツルツル・テカテカにしたいなら。
全ての作業の中で、ニス塗りとやすり掛けが一番面倒くさい…。
最近はニスを塗らなくてもいいかな…と思い始めています(笑)
棚を製作する際に使用。
棚はやすりで磨いてニスを塗っておかないと、ササクレが指に刺さったりして危険が危ない!
しかしそのニス塗りは、何度も繰り返す必要があるのです。
一々手でやすり掛けなんてしてられないよ!という時に。
めちゃめちゃデカい音が出ます。あと木を削った粉塵もわんさか。
サンダでやすりをかけると、細かい木の粉塵が飛び散ります。
目の保護にゴーグルが必要なのです。
登山部屋でDIYしたものたち
ザックラック
日帰り用のザックとテント泊用のザックが、夫婦でそれぞれ2つずつ。
チェストバックや小物入れも…となると、かなり嵩張ります。
というわけでザックの壁面収納を考えて作ったのが、ザックラック。
- 2×4材 8F 998円×3本
- ラブリコ 1000円×3セット
- 有孔ボード 90×180 3480円×2枚
つくりは簡単で、ラブリコをかました2×4材を3本立てたら、有孔ボードをネジ止めするだけです。寸法に間違えがなければ簡単に作れるはず。
このサイズの有孔ボードにニス塗りをするのが一番面倒でした…。
ちなみに2×4材は、ラブリコをハメる分を考えてカットします。
床から天井までの高さから、95mm引いた長さにカットしてもらいましょう。
例えば、我が家の天井の高さは2400mmなので、2305mmで指定します。
2×4材が捻じれていたり曲がっていると見た目に違和感が出るので、なるべく購入時にまっすぐなものを購入しましょう。
寝室への扉
登山部屋の隣が寝室になっています。
寝室からは直接外に出ることができるので、そこから荷物を搬出するのですが…。
我が家には、ひもを齧り、ウエアを毛まみれにする生き物が5匹も棲んでいるのです…!
というわけで、登山部屋と寝室の間に扉を設けることにしました。
- エゾマツ材 24×40×180 698円×3本
- 有孔ボード 90×180 3480円
- 2×4材 8F 998円×2本
- ラブリコ 1000円×2個
- 錠前 1000円
- 蝶番 1000円
扉はエゾマツ材で枠を作ったら、有孔ボードを打ち付けるというシンプルな作り。
これだけでも割としっかりした扉になるんですよ。
この扉を2×4の柱に蝶番で留めるだけ。扉のストッパーと、鍵を付ければおしまい。
ピッケルやストックを掛けておいても大丈夫。猫がよじ登るくらいではびくともしません。
棚裏の有孔ボード
寝室との間仕切りに使用している無印のスタッキングシェルフ。
以前住んでいたところではテレビ台として使用していました。
大きさ的にも間仕切りとして良いのですが、登山部屋には裏面が向いています。
ちょっとカッコ悪いので、有孔ボードを打ち付けて、百名山の暖簾を掛けました。
- 有孔ボード 90×180 3480円×2
我が家は百名山の暖簾を飾っていますが、これくらいのスペースであれば小物を存分に収納することもできると思います。
収納棚
元々使っていた無印良品のスタッキングシェルフの一部を利用して登山道具を収納していました(一番奥の棚)が、全く足りなかったので、高さと幅を合わせた収納棚を追加で2つ作りました。
- パイン集成材 90×180 5000円×3枚
- ベニヤ板 90×180 700円×2枚
この棚は、「清く正しい本棚の作り方」という本を参考に作りました。
作りはシンプルですが、かなり頑丈なので人が乗っても壊れることはないでしょう。
この本を読んでなかったらハカマのことを知らなかったかもしれません。
棚自体はすぐに出来上がるのですが、ニス塗りと磨きに時間がかかります。
磨いてはニスを塗り、乾けばまた磨いてニスを塗り…。
収納棚上の有孔ボード
収納棚を作ったら、上の空間が気になってしまいました。
棚上にモノを置くのも良いですが、折角なので、壁紙を見せないように有孔ボードで埋めることにしました。
- 2×4材 8F 998円
- 有孔ボード 90×180 3480円
- ラブリコ 1000円×3
あまり使わない冬のギア(ワカンやアイゼン)を掛けておくのに丁度良かった!
ウエアハンガー
我が家にはウォークインクローゼットがあるので、そちらにかけておけばいいんでしょうけど、登山用具でまとめた部屋にしたかったので、ウエアハンガーを作りました。
- パイン集成材 5000円
- 角棒 500円
- ベニヤ板 700円
どうせウエアの下がデッドスペースになるので、低く作りましたよ。
これが正解で、取り出しやすいことこの上ないのでした。
小物用有孔ボード
雨具やライト、ヘルメットに手袋と、収納棚に入れるには細かいモノたちをフックで吊るすための有孔ボード。
- 2×4材 8F 998円×2本
- 有孔ボード 90×180 3480円
- ラブリコ 1000円×2個
絶対に持っていかなければならないモノを掛けておくと忘れ物防止になります。
飾り棚
パソコン机の後ろは、お義父様におしゃれな壁紙を貼っていただきました。
この壁紙を背景にモノを置いてみたいなと思ったので、飾り棚を作ることにしました。
- 2×4材 8F(柱用) 998円× 3本
- 2×4材 8F(棚板用) 998円
- ラブリコ 1000円×3個
- ラブリコ用シェルフサポート 818円×4セット
作りは簡単で、位置合わせをしてネジで留めるだけ。
柱は壁紙の木目に合わせてまっすぐ建てられましたが、棚板を水平にするのは慎重に。
メジャーでしっかり測って設置しましたが、水平器があったほうがいいでしょうね。
棚はあと2段増やす予定。
その他購入したもの
- ダクトレール 5000円
- LEDフィラメント電球×4個 2999円
- ダクトレール用ペンダントソケット 1580円×4個
- CHUMS BACK WITH BENCH (アウトレット) 8000円
- イケア KYRRE シルレ 2500円×2脚
- エクスレッグ 2400円×2脚
- レッドパイン材 910×450 3280円
イケア TJENA ティエナ 1299円×10
SANTAMA & yunaオブジェ 100円×12
合計金額は…
DIY費用が79,302円
購入したものが49,589円
合計で128,891円でした!
実際は消耗品(ネジやボンド、ニス)や、フックや小物等の費用も掛かっていますが、計算が面倒なので割愛します。ネジやボンドはそんなに金額が行きませんが、ニスはかなり値が張ります…。
それでも、15万円までは行ってないと思います。
DIYはそんなに安くないけれど
棚やら扉やら作って思ったのですが、
あんまり安くないな!
自分の作業時間を金額に換算すると、ふつうに棚を買った方が安くて速い!
ただ、自分の部屋にピッタリ合わせたサイズで作れるのがDIYの良いところ。満足感は非常に高いのでした。
ホームセンターで木材をカットしてもらう際に必要な図面。
その図面を元にカットするので正確に伝わるように描くことが必要です。