【八ヶ岳】赤岳~横岳~硫黄岳を縦走

7月25日~26日。

どうもsantamaです。

妹夫婦と八ヶ岳に登ってきました。

八ヶ岳の主峰である赤岳に登り、横岳を経由し、硫黄岳から下りる、八ヶ岳ゴールデンコースの縦走です。

本当なら大展望の稜線歩きのはずでしたが、遅い梅雨明け後だったためか、すっきり晴れませんでした。それでも、巨大な雲の塊を横に見ながらの縦走は迫力満点でしたよ。

美濃戸口から林道を車でショートカット

草木も眠る丑三つ時(深夜2時)に埼玉を出発。
高速道路にETCで乗ると、深夜割引で30%オフになるのです(最近覚えた)。
今回は、妹夫婦の車で行くので、我々は後部座席で爆睡させてもらうことに。やったね。

4時間30分ほどで美濃戸口に到着です。近い!
最近、八ヶ岳が近く感じるようになってきて、完全に距離感がおかしい我々。

さて、美濃戸口から登り始めても良いのですが、砂利道が一時間続きます。
行きは良いとして、下山時にこの砂利道は堪えます。体力的にというより、精神的に堪えるんです。

この先の赤岳山荘に駐車場があるので、車で行くことはできます。
ただ、砂利のデコボコ道が続き、車高が低いと確実に擦ります。大き目な石が落ちていたりします。すれ違いも厳しい場所が続きます。もちろん、登山者も歩いていますから注意が必要です。運転に自信がない方、車を傷つけたくない方は美濃戸口から登りましょう。

今回は僕の運転じゃないし、僕の車でもないので、もちろん、ゴーです。

赤岳山荘の駐車場。夏休みとはいえ、さすがに平日はそこそこ空いてますね。
1日千円。トイレ・水場ありです。

苔むした森をゆっくり登る

妹夫婦がユーチューバー風の動画を撮影しているのを横目に、出発準備をします。
動画は、後で見返したら楽しそうなので、今度やってみようかな。

赤岳山荘から少し歩くと分岐に出会います。
北沢も南沢も、沢沿いを登るルートです。
赤岳に向かうので、行きは南沢を、帰りは北沢を通ることにしました。
途中の行者小屋で休憩することにします。

苔むした森を歩きます。苔むしむし。

途中で何度か沢を渡ったり。
行者小屋までは、こんな感じで登っていきます。傾斜も緩く、登山が久しぶりの妹夫婦も難なく登れます。

しかし夏の沢沿いはアブが大量発生するんですよねえ。八ヶ岳も例外ではなく、アブがブンブン元気に飛び回っていました。

新兵器!パワー森林香

通常の3倍の煙を出す…のかわかりませんが、煙の量は多いです。

というわけで、パワー森林香です。
このパワー森林香は屋外向けで、その絶大な効果で評判の防虫線香です。
火をつけたまま持ち運びをする場合、写真のような専用の携帯防虫器が必要です。線香自体が太いため、普通の蚊取り線香用には入りませんのでご注意を。

さて、僕がパワー森林香を持って先頭を歩くことで、メンバーをアブから守ることにします。
さあ、私の後ろでパワー森林香の恩恵を受けるがよい!

妹「くさいんだけど」
義弟「くさいんで後ろ行ってもらっていいですか…」
yuna「くさいから先行くね」

あ、はい…。

僕が一番後ろだと、誰も効果を実感できないじゃないか…。
仕方ないので、こっそりとyunaのザックにぶら下げて、僕だけが煙を浴びながら登ることにしました。

なるほど。くさい(…と言っても、強めの線香レベル)。
そして、アブが多すぎて効果がわからない。

この日は、アブが次から次へと大量に飛んできたため、効果のほどはわかりませんでした。
評判は良いんですよ…。ホント。

行者小屋で一休み

アブと格闘すること3時間弱。行者小屋に到着です。
行者小屋は、写真撮影のために愉快な小道具が用意されているんですよ。

うしろー!

会心の間抜け面が取れましたが、お見せできなくて残念です。

山ガール用もありますよ。

義弟の肩から覗く、行者小屋の番長カモシー。

これらのグッズを使って撮影しているのは我々だけだったという…。

新兵器!サーモススープジャーにフローズンパイナポー

休憩のお楽しみ、おやつタイムです。
今回は、サーモスのスープジャーに、凍らせたパイナップルを用意!
酸味と甘みが体に染みわたる!ほてった体が冷やされる!
これは大当たりです。
砂糖をまぶしてから冷凍すると、くっつかないのでお試しあれ。

急登!文三郎尾根を登る

休憩でしっかり補給をした我々は、文三郎尾根に向かいます。
ここからが八ヶ岳本番です。

途中から階段が出現。

終わらない階段。

エターナル階段。

もうやだー。
振り返ると、義弟が前にもザックを持っています。かわいそうに…。

この先の急登岩登りよりも、この階段が一番きつかった気がします。
全員グロッキー状態なので、文三郎分岐に出たところで休憩です。

なぜか離れたところに座る夫婦。

文三郎尾根の登りを選んだ理由とは

さあ、ここからは文三郎尾根が本気を出してきます。気合いだ!

赤岳~横岳~硫黄岳というルートにした理由がこの先にあります。
逆回りで硫黄岳から登ったほうが、体力的には楽です。
文三郎分岐から、赤岳頂上までは岩場の急登で、鎖あり梯子ありのルートです。よじ登るような場所も何か所かあります。そこを下ってくるのは、割と難儀します。高度感と相まって、かなり怖さもあります。

下りが苦手な方は、大変だけど赤岳を先に登るほうがおすすめです。

本気の文三郎尾根

岩山。

へばっています。
でも、階段上るよりたのしー!

高度感。

文三郎分岐から、1時間と少し。やっと頂上が見えました。
かなりガスがあがってきて、展望なし。

本日の宿泊地、赤岳頂上山荘です。本当に頂上に建っています。
4人で個室を予約していたので、ゆっくりくつろげました。

二日目:雲海を見ながら稜線歩き

二日目。お待ちかねの稜線歩き。天気が気になります。

赤岳山頂からは、どこへ下っても急です。足場も悪いので慎重に下っていきます。
この時点では、目の前の横岳、その向こうに硫黄岳、そのまた向こうに天狗岳(東西)がよく見えていますね。

すぐ横に雲海が迫ってきています。まるごと動いていて、かなりの迫力。

掴めるんじゃないかっていう距離。
どしどしと我々の方に迫ってきています。

あかーん。

ひー。
右からの雲に飲み込まれ、ここから先、展望はほぼ皆無。

唯一の成果。ブロッケン現象(薄い)。

横岳山頂をすっとばし、硫黄岳山荘で一服。なぜか滞在中は晴れ、出発するとガスるという。

こんなの笑うでしょ。

硫黄岳山頂。展望なーし。赤岳鉱泉へ向かいます。

赤岳鉱泉に到着。

八ヶ岳ジェラートを食べながら一休み。
八ヶ岳ジェラートが、アイスクリームではなくてアイスミルクなことに文句を垂れるyuna。

yuna
アイスミルクだったから良かったものの、これがラクトアイスだったら…(怒)
santama
そもそもジェラートってそういうもの(アイスミルク)なのでは…。
yuna
ちょっと何言ってるかわからない。

この後は、北沢を下って帰ってきました。
行きよりも大量のアブに襲われました。南沢のアブよりも大きくて獰猛な気が…。
写真を撮ろうものなら、ここぞとばかりに襲われます。
何か対策が必要ですね。

まとめ

赤岳~横岳~硫黄岳は、晴れていれば最高の稜線歩きになるところですが、残念ながら横岳に取り掛かる前にガスってしまいました。
それと、アブの大群。やはり沢沿いを歩くとアブにやられますね。何か所か刺されてしまいました。トンボが出てくるとアブも減るということですが、トンボ、全くおりません。時期が悪かったかもしれません。

天気が悪かった中でも、良かった点が、赤岳から横岳に向かう途中、雲海がすぐそばにあったことです。
山の上なのに、海辺にいるような奇妙な感覚を味わえました。
その雲海がまるごと動いて、横岳ごと飲み込まれちゃったんですけどね…。

皆様は是非、天気の良い日を選んで登ってくださいね。