2018年8月1日~2日
五竜岳にテント泊で登ってきました。夏山とはいえ、総重量は15キロオーバー。唐松岳頂上山荘から五竜岳までは、大変危険な岩場があると聞きます。
大丈夫なのか?心配するわたし。行ける!行こう!ポジティブシンキングなyuna。
八方の湯駐車場から出発
八方の湯駐車場から出発です。
今回は、毎日あるぺん号を利用してきました。
荷物を降ろしてもらい、ボーっとしていると、なんと床下トランクを開けたまま走り去っていきました。
「あ、開いてる開いてるゥー!」と叫びましたが声は届かず。大丈夫かしら…。
行ってしまったものは仕方ない。気を取り直して準備です。
駐車場の脇には足湯がありました。下山後につかると気持ちいいでしょうねえ。ゴミとか虫が浮いてるけど。
どうやら夜はお湯を抜いていて虫や埃が溜まるようです。なので、朝一番の足湯はちょっとアレのようです(排水とともにゴミや虫はいなくなります)。
八方尾根のゴンドラリフトの運行開始まで時間があったので、足湯につかりながら朝ごはんを食べます。道を挟んだ向こう側にはローソンがあって便利。
時間になったので、10分ほど歩いてゴンドラリフトに向かいます。
片道1550円。往復2900円。荷物が15kg以上あると、片道ごとにさらに220円が必要ですよ。
八方尾根をゆっくり登る
ゴンドラリフトを乗り継いでいくと、八方池山荘にたどり着きます。いよいよここから登山開始です。気合い入れていきます。
八方尾根は、比較的ゆるやかな登りなのに絶景を拝めるだけあって、登山者が多いですね。八方池までは、トレッキングの装備がなくても行けますから、一般の観光客も多いです。
晴れていれば絶景です(写真は前回登った時のもの)。この日の八方池周辺はガスっていてちょっと残念でした。
八方池を過ぎると、本格的な登山道となります。とは言っても、歩きやすい道なので初心者でも安心ですよ。
途中に大きな雪渓があります。ひんやり涼しいので、休憩にはぴったり。
この日、唐松岳頂上山荘の手前の迂回ルートは崩落のため、通行止めでした。狭い尾根道を登る羽目に。
唐松岳の頂上、たくさんの人が登っています。
この圧倒的スケール感よ。
唐松岳です。
剱岳の雄姿。
次の鎖場と岩場に備えて、頂上山荘で牛丼を食べて少し休憩。
鎖場と岩場の連続
頂上山荘から五竜岳へ向かう道。いきなり険しい岩場が行く手を阻みます。
テント泊装備でこれはキツイ…。
ザックの重量が、つま先にじわじわとダメージを溜めていきます。途中でエアーサロンパス使用を解禁しました。本当にやばい時しか使わないと決めていたのに…。
でも、眺めは最高なのでテンションは維持!
最高のテント場
なんとか日没前には五竜岳山荘に到着。即テントを設営して、夕焼けに備えます!
今日の疲れがすべて吹き飛んだ瞬間。来てよかった…。
8月でしたが、テント場は凍える寒さ。やっぱり山は舐めたらあかんと再認識。
絶景の山頂で
翌朝。不要なものをテントに置いて、五竜岳アタック開始です!
このあたりで帰ろうかなと思いはじめるわたし。yunaはイケイケ。
この先は岩登りコースです。なんとか岩をよじ登っていきます。
そして360度遮るものがない絶景の山頂へ。
槍ヶ岳!
剱岳!
白馬岳!
だらだらの遠見尾根
下山は慎重に。
パンティ雪渓と名付ける。きたねえパンティだぜ…。
遠見尾根を下山していきますよー。
遠見尾根の最初のほうは、がっつり高度を落とすため、足に負担がかかります。
そのあとは単調なだらだら道。足にダメージを溜めこんだ我々は、エアーサロンパスの力でだましだまし下山したのでした。下山後も、しばらくつま先のしびれが残ってしまいました。
左手には八方尾根。昨日はあそこを登ってきたのかと思うと、ずいぶん歩いてきた気がします。
終わりに
遠見尾根を下りきって、アルプスだいら駅からテレキャビンに乗って帰るのですが、なんと!冷たいおしぼりのサービスが!冷えっ冷えのおしぼりで顔を拭うと「クッハー!」。最高でした。
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