【常念岳】テント泊で行く~清流と熊と大展望の頂~(前編)

2020年8月5日~6日

どうも、yunaです。

今回は、何と2年振りの北アルプス!!常念岳に登ってきました!
本当は2泊3日で中房温泉から縦走する予定でしたが、諸事情により1泊になってしまったので一ノ沢コースをピストンすることになりました。
序盤は沢沿いをゆっくり登って、常念小屋直下でやっと展望が開けます。
やはり北アルプス。待っていたのは、期待を裏切らない素晴らしい景色でした!

帰ってきたよー!北アルプス!!

プロローグ

朝からやらかしてしまいました…。
0時出発予定だったのに、起きたのがまさかの2時。
平日とはいえ夏休みに入っていたので、駐車場とテン場がいっぱいになっていないか不安があります。
santamaさんと、行く行かない論争がいつものごとく勃発。結果、yunaの粘り勝ちで行くことに!
急いで準備をして、予定より3時間遅れての出発です(;´д`)

AM6:01
安曇野ICを降りて、目の前にあるマックで朝ごはん。
この時間に下界でマックを食べていると、今から山に登る感がまるでありません。

コンビニはファミリーマート、セブンイレブンが近くにありました。
買い物を済ませてから登山口に向かいます。

1日目:一ノ沢登山口から常念小屋へ

7時40分 一ノ沢駐車場着

登山口に近い第一駐車場にギリギリ停められましたー!この時間で空きは2~3台程度でした。
第二駐車場も少し下にあり、そちらはまだまだ余裕がありました。
合わせて50台駐車可能で、無料です。
一ノ沢登山口は麓から近く、北アルプスの中ではとてもアプローチしやすいです!

冷沢小屋

出発して、すぐに現れるのが冷沢小屋!
無人小屋で宿泊は出来ませんが、トイレは利用出来るそう?
入るにはちょっと勇気がいる…。


登山道までは車道を20分ほど歩きます。


猫耳の山を正面に発見!名も無き山かなあ?かわいい!!

8時1分

登山口に到着です。
ここには登山監視所があり、登山届を提出+コロナ対策として検温も実施していました。


でかでかと熊出没注意の看板!
常念岳は熊の目撃情報が多いようで(>_<)
前回の山行(尾瀬)で熊に初めて出会ったばかりだし、ちょっとドキドキ。

駐車場から胸付八丁まで緩やかに登る

8時8分

それでは出発します!
常念小屋までは1200m以上登っていきますので、ペース配分に気を付けて登りますよ~。


登山道のすぐ脇には沢が流れていて、涼しげな音を聞きながら歩きます。


少し進むと、小さな鳥居とお賽銭箱。山ノ神というスポットです!
今回の山行の成功をお祈りします。


結構な勢いで流れていく一ノ沢。
この日はとても暑かったですが、沢で吹く風はひんやりと冷たく、適度にクールダウンが出来ました!


雰囲気のある古池。

9時28分 大滝ベンチ

大滝ベンチを過ぎたあたりから、岩が更にゴロゴロしてきました。
登山道は、所々水浸しになっているので転ばないように注意しながら進みます。


広い場所に出たので、少し休憩!
ちなみに、ここを出発するときに道を間違えそうになりました。
まっすぐではなく、反対側に丸太梯子の小道があります。よく見るとピンクテープもありました。


とても暑かったので、凍らせた冷え冷えのゼリーが最高においしかったです!
他にもたくさんおやつを持っていきましたが、暑くて食べる気になりませんでした。
やはり、夏の行動食は冷凍ゼリーの一択ですね。


雲がだんだん増えて、山の上はガスっぽくなってきました。


胸突八丁までは、このようにずーっと緩やかな登りです。

10時52分 笠原沢

随所に看板があるので、どのくらい歩いたのか分かりやすいのですが…。
ここまで3時間近く歩いて、まだ600mしか登ってないぞ!


丸太橋をいくつも渡って進んで行きます。


岩がゴロゴロ、結構荒れている登山道。
胸突八丁手前で、すれ違った人が「沢に熊がいる!」と教えてくれましたが、結局遭遇しませんでした。

急登を経て常念乗越へ

11時41分 胸突八丁

ここから本格的な登りが始まります。あと370m、頑張って登っていきましょう!


今までの道とはガラッと雰囲気が変わり、斜度が上がってしんど~い!
さっきまで緩やかな道で甘やかされていたので、尚更しんど~い!!


階段の脇には高山植物がたくさん咲いていました。

ピンクの可愛らしいシモツケソウ

カラフルなお花に元気をもらいました。


急な階段が続きます。
ただ、梯子や鎖場などは一切ないので、危険だと感じる箇所はありませんでした。


沢の方が崖になっていて高度感があります。すれ違いに注意!!

12時41分 最終水場

胸突八丁の急登を登り切ると、最終水場に到着です。


こちらが最終水場。
汲みやすいようにされていますが、この水をそのまま飲む勇気はない…。
上部では石とか草とかの上を流れていたし…。


ここでも、モチベーションを上げるための冷え冷えおやつタイム。
前日にセブンで買って、冷凍しておいたパイナップル!お~いし~い!!

12時54分 第一ベンチ

最終水場を過ぎれば、最後の登りです!
ここから先は、約20分間隔でベンチが現れます。


大きな大きな山塊が見えてきました。

13時14分 第二ベンチ

 

13時31分 第三ベンチ

 


うおー!常念岳だー!
山肌を横切るように伸びている登山道は、前常念岳に続く破線ルートです(整備不良の為通行禁止)。
山頂は見えているもんだと思ってましたが、実際はここからは見えず。
この山を超えた先が山頂でした。


いよいよ小屋の前に出ますよ〜!

13時50分 常念小屋到着!

休憩など除いて、ほぼコースタイム通りに歩けました。
今年はテント泊をほとんどしていないので、荷物の重さに不安がありましたが何とか歩けてよかったです!

常念テント場はこんなところ


階段を降りた先にある常念小屋。赤い屋根が特徴の大きな山小屋です。
目の前には槍ヶ岳をはじめとする、北アルプスの名峰が軒を連ねています!


小屋の中をちょこっと撮影。グッズを豊富に販売しているようです。
新型コロナの影響で、ゆっくりグッズを選ぶのも気が引けたので、何も購入しませんでしたがせっかくならTシャツ買えばよかったな…。


続いて、こちらは第一テント場。
小屋に近いですが、狭めなので15張くらいが限度かなあ?


第二テント場は、広々しています。傾斜がありますが、棚田状になっていて眺めがとても良いです。
私たちは第二テント場の一番上にテントを設営しました!

常念テント場基本情報
〇使用料は1人1000円(トイレ込み)
〇第一、第二テント場合わせて50張程度
〇トイレはどちらにもあり。汲み取り式トイレで、臭いがどこまでも付いてくる系
〇docomoの電波は◎
〇眺望は最高に良い
勝手に総合評価 ★★★★


南には常念岳。
どっしりとして堂々たる出で立ち。本当に美しいピラミットの山容です。
今日は疲れたので、山頂は明日目指すことにしました。


北には横通岳。
今度来るときは大天井岳、燕岳を繋いで歩きたい!


小屋の前から見える槍ヶ岳をズームで撮影!
周りに雲が広がってより一層迫力が増し、ラスボス感が漂っています。

熊に出会える常念岳


今日は山頂には登らないと決めたので、あとはゆっくり山の上で過ごすだけ!
たっぷり時間があります(^^♪

ビールとデカビタでかんぱ~い!!
常念小屋は炭酸飲料が豊富で嬉しかったです。

まったりと小屋の前のベンチでくつろいでいたら、近くで数人がザワザワ…。

どうやら近くに熊がいるらしい!!!!


本当にいました、ツキノワグマです。

しかもめちゃくちゃ近いです…。
7月に尾瀬で出会ったときとは比べものにならないくらいの近さ。
ミッ〇ーのようにまん丸の耳に、つぶらな瞳。こうやって見ると可愛いんだけどね…。


毛の質感がはっきり伝わってきます。
ツキノワグマなら、頑張れば勝てる!と思っていたけど、ゴリゴリ筋肉の塊じゃないか。
こりゃあ勝てないわ。

熊を見かけたら、速やかに立ち去るべし!と言われていますが、実際に熊が目の前に現れると動くことなんて出来ませんでした。
santamaさんはカメラを持ったまま、固まっていました(;^ω^)


熊はこのあと小屋の前の茂みに入っていきました。
小屋番さんの話では、常念小屋付近で毎日のように熊が出るようです。
熊もここには人間がいると認識しているようで、襲ってきたことはないとのこと。

今年はあちらこちらで熊の目撃情報がありますね。
私たちも8年間山に登っていて、一度も出会ったことがなかったのに2020年は2度も遭遇してしまいました。
やっぱりコロナの影響で、人が山に入らなかったことが影響してるんですかねえ。


雲の隙間から溢れ出す光と、照らされる北アルプス。
これぞ夏の空!という感じ。


日が暮れた後にも、常念岳の斜面に熊が出没!
夢中になって斜面の草を食べているようです。
今日は色々なところに熊が現れて、「熊だ!」「あそこに熊がいる!」なんて声があちこちから聞こえていました。
そんな訳で、熊が現れても誰も驚かないという、何ともな状況なのでした。

横通岳の斜面に雲がぶつかって、右側だけ雲海のようになっている

早めに簡単な晩御飯を作って、19時頃には就寝しました。
後編は、いよいよ常念岳の山頂を目指します!

常念岳の動画

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