【金峰山】テント泊で行く絶景稜線と富士見の山

2019年10月31日

どうも、yunaです。

前日に瑞牆山に登って、富士見平小屋でテント泊をしました。
金峰山のコースタイムは、瑞牆山の倍以上あります。朝早くから行動できる2日目に、金峰山に登る行程を組むのがおすすめです。
稜線に出てからの楽しい岩登りと、インパクトある五丈石、そして絶景の眺望が待っていました!

富士見平小屋から大日岩までの樹林帯歩き

6時10分 テント場を出発!

眠い目をこすりながら出発です。
この日はそこまで冷え込みがひどくなかったので、快適に過ごすことが出来ました(^O^)
最初は緩やかな登り。すぐに汗ばんできます。

一回登り切ると、大日小屋まではほぼ平坦な道になります。

歩き始めて40分、鷹見岩分岐です。
そうそう、前回来た時もそうだったんですが、ここら辺は道がぐちゃぐちゃ。水が登山道を流れていました。どこかで水が湧いているのかな?

6時59分 大日小屋到着

大日小屋は無人小屋なので、ここでテント泊をする場合は富士見平小屋で受付をします。
テントが張ってあるのは見たことないですが、どういう行程を組むとここに泊まることになるのか気になります。
鬱蒼とした木々の中に小屋がポツンと。夜はそれなりに雰囲気が出そうです(笑)。

テント場周辺は凍りついています。ここは冷え込みそう( ;∀;)

大日小屋から25分、最初の鎖場が現れます。
そして視界が開ける絶景ポイントでもあります!!
「うわ〜〜!」ということ間違いなし。

こちらは南アルプス、北岳ですね。

夏にひぃひぃ言いながら登ったなあ…。

大日岩までもう少し急登が続きます。傾斜が増してきて、縦八丁と呼ばれる急坂。
この後、登山道が二手に分かれていたんですが、どちらを登っても大丈夫でした。

7時40分 大日岩到着

大きな岩がこれでもかと積み重なっています。
岩登り経験者にしかオススメ出来ない危険な岩場みたいなので、むやみに登らないようにしましょう!
挑戦する場合は赤丸印を見失わないように、慎重に行きましょう。
裏手には小川山に続くバリエーションルートもあります。

大日岩を後にし、またしばらく樹林帯の急登です。
ここで初めて、木々の間からこれから目指す五丈石が見えます。
登り切れば、お待ちかねの稜線に出るので頑張りましょう!!

砂払ノ頭からの稜線歩き

お疲れ様です!砂払ノ頭に到着です。小屋を出発して2時間半、やっと森林限界を越えました!

八ヶ岳に、

浅間山。

/^o^\フッジッサーン\\\\٩( ‘ω’ )و ////\\\\٩( ‘ω’ )و ////

山頂に続く稜線。昨日に引き続き、今日もとても良い天気ですね〜!!

こちらは千代ノ吹上と呼ばれる絶壁です。
ここから落ちた千代という女性が、谷底から吹き上がる風に乗って帰って来たという、そんな逸話から「千代ノ吹上」と名付けられたそうです。

信じるか信じないかはあなた次第!

陽が当たらない所は、氷が張っています。

9時46分 金峰山小屋分岐

左に進むと、金峰山小屋。私たちは右手に進み、山頂に行ってから小屋で休憩することにします。

森林限界を越えてからは、ほとんどこのようなゴロゴロ岩の道!

さあ、五丈石が目の前です!!

見渡す限りの絶景山頂

10時28分 五丈石到着!

山頂はもう少し登ったところになります。

金峰山山頂です!!!
山頂は狭く、廻目平からの登山者と合流する地点でもあるので、混雑気味。
五丈石の前が休憩に適した広場になっているので、そちらでのんびりしましょう。

山頂付近に、平らな岩があったので登ってみました( ^∀^)
超特等席です!キマッてますねっ!!

そしてこの富士山を見てください!

富士山から放たれているような雲。
何だか吸い込まれていきそうな、不思議な感覚でした。

お見事な雲海!昨日よりも富士山との距離が近く、とてもきれいに見えました。

景色を堪能した後は、五丈石クライムに挑戦!
天辺に到達出来たのはお一人だけ!その場にいたみんなで見守り、登頂成功するとみんなで拍手!!
そしてこのお方も、みんなに一礼して嬉しそう((o(^∇^)o))
ふとした時に起こる一体感もまた、山の良さ。
オレンジのジャケットがsantamaですが、そこら辺をうろちょろしているだけでした(笑)。

登頂したかのようなバンザイポーズ!(そこら辺うろちょろしていただけだろう…)

santama
なぜ二回言った

そろそろ下山しましょうかねえ!

金峰山小屋で一休み

11時36分 金峰山小屋に向かいます。

先程登ってきた稜線を横目に、小屋まで15分くらい下ります。

瑞牆山に雲が掛かってきました!かっこういぃぃ!

金峰山小屋が眼下に見えています。ここも急な岩場なので、足元注意です!

11時56分 金峰山小屋到着

トイレは小屋の奥の別の建物にあります。とても清潔感のあるトイレ!
yunaの好きなトイレランキング、ナンバー5くらいには入るかも。

小屋の中に入ると、バッジや様々なグッズがあり、クーラーボックスの中には冷たい飲み物が用意されています!
小屋番さんが不在の時も、無人で販売してくれているので有難いです。゚(゚´ω`゚)゚。
この日はいらっしゃったので、中で休憩させてもらいました!
小屋の中は撮影NGだったので、写真はなし!

台風19号の影響でお客さんが減ってしまい、先月は苦しい月だったそう。
なので、荷揚げもほとんどしていないらしくうどんやラーメンは販売していなかったです。
カップラーメンを注文し、下山に備えます!(休憩200円と書いてありましたが、何か注文すればお金は掛からないようです)

駐車場まで一気に下山

12時42分 下山開始

小屋の前の真っ直ぐ伸びる道を進むと、登りで通った金峰山小屋への分岐点に合流。
そこからは来た道を戻ります。

この鎖場で、ちょっとイヤな場面に遭遇しました。
前を歩いていた親子と見られるお父さんと、10代くらいの娘さん。
娘さんは山歩きに慣れていないようで、少しモタモタ。お父さんは常にイライラ怒っています。
おぼつかない足取りの娘さん。お父さんは『そんな歩き方じゃいくつ命があっても足りねえよ。』
お尻でずりずり岩場を下りる娘さん。お父さんは『言っとくけど、それ、俺のザックだかんな。』
ひいぃぃえ〜!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
遂に娘さんは俯いてしまい、全然山を楽しんでいないようでした。
それを見て、何だかとても切なくなってしまいました…。娘さん、山が嫌いにならなければいいけど…。

なんだか沈んだまま、絶景ポイントの鎖場を下ります。

santamaがボトルを家に忘れて、ずっとyunaのポカリをシェアしていました。

santama
ポカリちょうだい。
yuna
言っとくけど、それ、私のポカリだかんな。
santama
エェ━━━━( ゚A゚;)━━━━!!?
yuna
そんなんじゃ、いくつポカリがあっても足りねえよ。
santama
エェ━━━━( ゚A゚;)━━━━!!?

早速、笑いに変えて少しスッキリ。

santama
笑えるか! ヽ(`Д´#)ノ
15時17分 富士見平小屋到着

小屋まで戻って来ました!日が傾きつつあるので、急いでテントを撤収して下山します。

夕日に照らされる登山道。
新緑は朝日が似合い、紅葉は夕日が似合うという持論( ˘ω˘ )

紅葉を楽しみながら駐車場へ!
本日も長丁場お疲れ様でしたー!

金峰山の動画

動画も作成しています。登山道の雰囲気を楽しんでみてください!
巨大イモ虫が登場するシーンが見どころです((o(^∇^)o))

金峰山登山を振り返る

天候にとても恵まれ、最高の山歩きが楽しめました。
特に今回は、今まで見た富士山の中で1番かっこよく、神秘的でした!
長い樹林帯を頑張って歩いた甲斐がありました( ;∀;)
これで奥秩父の百名山で、未踏は甲武信ヶ岳だけになりました。
瑞牆山〜金峰山〜甲武信ヶ岳を縦走ルートで繋げて、奥秩父踏破!っていうのもいいですね。
北アルプスなどのキラキラ山塊も大好きですが、地元の奥秩父山塊もまた、大好きです。
改めて、地元埼玉最高!!



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