【燧ヶ岳】オススメできない見晴新道

2017年9月20日

どうも、yunaです。

草紅葉も紅葉も、まだまだの尾瀬に行ってきました。1泊2日の尾瀬一周しちゃおうぜの旅が始ります。

尾瀬には何度も来ていますが、燧ヶ岳はまだ登ったことがありません。そこで、今回は燧ヶ岳に登ることにしました。これがまた大変なのでした。見晴新道ダメ、ゼッタイ。

登るの?登らないの?どっちなの!

埼玉県民の私たちは、尾瀬へのアクセスに比較的恵まれています。川越駅西口から尾瀬直行バスが出ているので、今回もお世話になります!

沼田市内で運転手さんが交代になるのですが、この方…クセが強い!

大清水到着40分前位にめちゃくちゃ喋り出すんです。

うるさい…眠いんだ…寝かせてくれええええ!と、心の中で叫びます。

最近、車内での忘れ物が多いとのこと。優しい柔らかな声色で注意喚起をして頂き、何だか憎めない方です。(笑)

遡ること2ヶ月前、三条の滝を見に尾瀬に訪れていたのですがその時の運転手さんもこの人でした。

今回もこの方かな〜なんて思っていたら(期待していた)、そうでした。尾瀬にいく度に思い出すことになるだろう。

そんなこんなで無事に大清水に到着。乗合バスに乗り、一ノ瀬から登山開始です。

早朝の尾瀬は、木道が結露してツルツル滑ります。三平峠を過ぎて下りに入る頃に大体滑ります。そして今回も案の定思い切りお尻を打ちました。イタイ…。ここから一気にスピードダウゥゥン_| ̄|○


尾瀬沼に着きました。平日の早朝とあって、人もまばらです。まだまだ緑が残っています。すごく中途半端な時期に来てしまいました。天気も若干よろしくない。しかし、風もなく穏やかです。燧ヶ岳カッコいいぜ!ヒューヒュー!

ここに来て、yunaのカメラの調子が悪くなります。電源が入らないぞ!仕方がないので今回の写真はsantamaに任せたぞ。


長蔵小屋の売店で一服。カップラーメンを食べます。何を買うわけでもないですが、可愛いものが細々と売っているので、とりあえず一周したくなる売店です。

この時点で天気も良くないし、時間的にも厳しそうなので、燧ヶ岳をパスしようと思ったのですが(santama)

yunaは登りたい!何度も尾瀬に来ては諦めていた燧ヶ岳。今日登らないでいつ登るんだ!やめよう…登る!やめよう…登る!と押し問答が続きさらに無駄な時間を使います。最終的にはyunaの意見を押し通し、登ることに!ヤッター\(^o^)/ヤッター\(^o^)/

この数時間後には泣きながら下山してるとは…。

見晴新道は、想像以上にヤバい道

長蔵小屋を過ぎたあたり。ここら辺は秋の装いをしています。うんうん。いい感じ。


長英新道を登ります。最初は樹林の中で、ゆるい登りが延々と続きます。

写真は4合目付近。ここから視界が開けて来て、初めて尾瀬沼が見えました。しかし、ここまで登るのに2時間ほどかかります。思ったよりキツイ道のりです。


汗だくになりながら登ります。長英新道は、ぬかるみが多いのでゲイターを装着します!


ようやく開けたところに出られました。御池岳到着!今まで暑かったけど、今度は風が冷たい!さあ、山頂はもう見えています。

2346m。俎嵓(まないたぐら)到着。ここで休憩したいところでしたが、風が強くなり始めたのでバランス栄養食を岩陰でかぶりつき、さっさと柴安嵓(しばやすぐら)に向かいます。

ちなみにyuna一押しのバランス栄養食は、みんな大好きスローバーです。カロリーメイトよりもパサつきがなく、SOYJOYよりも美味しい(個人的感想です)。そして何より他のものより2〜30円お安いのです。もう少し色んなフレーバーが出てくれることに期待ですね!


下って登る。こういう道、嫌いじゃないです。眺めはいいけど寒い〜〜((((;゚Д゚)))))))


ようやく登頂。2356m。柴安嵓(しばやすぐら)に到着。燧ヶ岳山頂です!
遂に登れたよ…念願叶って感動もひとしおです。


この角度から尾瀬ヶ原を見られたので満足。至仏山まで一直線に伸びる木道もはっきりと見えますね。さて、時間もないので下りますか。

この日の宿泊場所である見晴へは、見晴新道を下りていきます。
見晴新道は、ぬかるみの多い熟練者向きの登山道とのこと。そうは言ってもねえ?そんな大したこと…ないわけがなかった。そして、この日は台風が去ったあとだったのです。

この後、私たちは写真を撮る気力も無くなるくらい打ちひしがれました。最初はガレた岩場を下っていたのですが、そのうち地面はぬかるみだしました。これが想像以上のぬかるみ、ぬかるみ地獄!

最初はうんこだうんこだと意気揚々とはしゃいでいた私たち٩( ‘ω’ )و٩( ‘ω’ )وウンコウンコ−

しかし踏み出す度に足首部分まで沈む泥に疲労困憊。台風効果でぬかるみ倍増。さらに最悪なことに、テント泊装備で重量MAX。つま先・膝・太もも・肩死亡。ストックをついている腕死亡。

ぬかるみのせいで、少しでも傾斜があると滑りに滑ります。傾斜が急になると、そこは天然の滑り台。さらに、登山道周辺の笹が密集して剣山のよう。下手に手を突けば、突き刺さること間違いなし。
絶対に転んではいけない見晴新道24時。

そして、yunaがぬかるみに一眼レフを落とすという悲劇。痛恨の一撃。電源の入らない何の役にも立たないカメラをなぜ肩にぶら下げていた!なぜザックにしまわなかったのだ!yunaのバカヤロー!遂にはメンタル死亡…。

喋る気力もなく無言で下ります。聞こえるのはたまにぬかるみにはまり、転んだ時の悲鳴だけ…。

足を取られるせいで中々進まず、いよいよ時間がなくなって来ました。

santama「時間がない。いざとなったらザックを捨てて行くぞ。」マジなトーンでこう言います。

いやいやsantamaさん、このザック、ついこの間新調した背負って2回目のグレゴリーのディバ様ですよ!しかもこの中には苦労して背負って来た今日の晩ご飯のチゲ鍋セットが入っているのですよ!お肉いっぱい食べたいから300gも持って来たのに…。ううぅぅ。なぜだかすごく悲しくなり涙が流れて来ました。

santama「自分で選んで進んだ道だろう!ちゃんと責任を持て!」こう叱咤されます。はい、ド正論でぐうの音も出ません。

私、こんなこと言いましたっけ(santama)

もう少しで見晴新道分岐というところで、今度がsantamaが半泣き状態。どうした?!

ゴロゴロピーキュルキュル。どうやらお腹の調子が良くないそう。yunaニンマリ( ◠‿◠ )トイレを見ると行きたくなる現象と同じで、見晴新道が完全にウンチに見えてしまってたのだろう。

santama「先に行く!」

おーい!ちょっと待って!熊鈴を持っているのはあなただけなのに、置いて行かれたらヤバいよ!尾瀬は熊の目撃情報があちこちであるんだ!
しかし、santamaは後ろも振り向かず驚異的な速さで視界から消えました。マジか…。これは何かあったら我先に逃げるタイプだな…。こうなったら、音を出すには歌うしかない。童謡「ぶんぶんぶん」を控えめな音量で歌い、何とかこの場を凌ぎます。小屋が見えた時にはホッとしました。

4時間ノンストップ、やっとの思いで下山。無事に見晴に到着です。想い想いの気持ちを胸に燧ヶ岳を見上げます。色々あったな…。(ちなみにsantamaはトイレに間に合ったようで、人間の尊厳は保っていました)

結局2人とも疲れ切ってしまい、鍋をする気力もなく簡単ラーメンで晩ごはんです。チゲは翌日の朝ごはんになりました。お肉捨てないでよかったー!

燧ヶ岳の登山を終えて


チョコレートコーティングされたsantamaの登山靴。見晴新道で撮った写真はこの一枚だけです。

なるほど、至仏山と比べると、登山者が少ないわけです。登山をはじめて5年以上経っているけど、ここほど疲れたことはなかったかもしれません。下山中に泣いてしまう程の山です。燧ヶ岳に登るなら、長英新道か、御池からのピストンをオススメします。

見晴新道ダメ、ゼッタイ。




2 件のコメント

  • 見晴新道ピストンか登りで賤ヶ岳悩んでましたが、そんな破壊的なめかるみとは😫すごく参考になりました!コース再検討します。

    • 山と高原地図で見ると、ぬかるみの多い熟練者向けコースと書いてありました。
      なんで我々はこの道を通ってしまったのか…。
      ぬかるみも嫌でしたが、刈り取った笹が尖がっていて下手に転ぶと体に刺さるのも恐怖でした。
      燧ヶ岳に登るなら、御池からのピストンが良いかもしれませんね。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA


    ABOUTこの記事をかいた人

    yuna

    猫好き山ガールです。登山をはじめたころは、陣馬山でギブアップしていましたが、遂に剱岳を攻略しました!