【瑞牆山】テント泊で行く秋の奇岩山

2019年10月30日

どうも、yunaです。

2年振りにやって来ました、瑞牆山。登るのは2回目です。
テント場が登山口から1時間ほどの所にあるので、テント泊初心者におすすめの山でもあります。
奇岩と戯れながら、全身を使って登る瑞牆山の始まりです。

瑞牆山荘から富士見平小屋へ

深夜2時に自宅を出発。まずは双葉SAで朝ごはんです!

yunaチョイスの豚カルビ丼

前回の山行で、某SAに寄り朝ごはんを食べようとしたら、深夜は揚げ物が休止していて悲しい思いをしました…。うどんしか選ぶものがない…。
でも、こちらは深夜でも揚げてくれる!!ヤッター!( ✌︎’ω’)✌︎
双葉SAは、メニューが豊富なのが嬉しいです。santamaは、SAで初めてカレーライスが美味しいと感じたそうなので、是非ご賞味あれ(笑)。

6時33分 駐車場到着

本日のスタート地点です。広々とした駐車場、車は数台しか止まっていませんでした。

住所→山梨県北杜市須玉町小尾8861

住所の表示地点は瑞牆山荘です。駐車場はそこから小道に入った先です。

台風19号の影響や、道路の路面凍結など不安要素はありましたが、事前確認をしたところ、大丈夫そうだったので決行することに。
冬が近づくと、道路の状況もチェックしないといけないのでマイカーは大変ですよね…。
今回は、山友のO氏とMちゃんと一緒に登ります!

6時38分 いざ出発!

駐車場から瑞牆山荘へ戻るように歩くと、登山口があります。
ちょっと分かりづらく、素通りしやすいので要注意!

序盤から、大きな岩がゴロゴロ。
テント場までの道のりは樹林帯が続きます。ミズナラの森。初夏は新緑がとてもきれいだそうで。

階段を登り切ると、富士見平小屋まで続く林道に出ます。
一般車は通行禁止です!

林道を横切るように、また樹林帯へ。あたしゃ、階段は嫌いだよ…。

30分程歩くと、目の前に瑞牆山が見えてきました!ギザギザのギザギザ。
大小さまざまな花崗岩が屹立。すごく特徴的な山容!中国の山みたい!!

7時40分 富士見平小屋

丸太小屋づくりで可愛らしい。

この看板が小屋の前に3枚くらいありました。

みなさん、テントは設営前に手続きを。

小屋番さんが不在の時は、扉に料金箱があるのでそちらに入れます。
奥までしっかり入れないと取り出せてしまうので気をつけましょう。トイレ込で1人1000円です。

テントを設営し、身軽で瑞牆山へ向かいます!

岩と格闘しながら瑞牆山山頂へ

8時59分 テント場を出発!

小屋左手の登山道から瑞牆山を目指します。

こちらは天鳥川。なかなか水量があり、ドキドキ。
小屋から天鳥川まで30分、大きく下りました。帰りの登り返しが大変だ!

有名な桃太郎岩です。見事に真っ二つ!
写真では分かりづらいですが、かなり大きく迫力満点。
山頂まではここから1時間半です。

鎖場も何ヶ所かあり。基本樹林帯なので薄暗く、そして滑りやすいです。
157cmの私では足が届かない岩場がいくつもあり、腕の力で上がったり、はいはいしながら上がったり。岩に遊ばれてる感覚(笑)。
ズボンが汚れるのは覚悟しましょう。゚(゚´ω`゚)゚。
でもMちゃん、全然汚れてなかったような…?あれ、私だけ…?

途中で木々の間から見えた富士山。
冠雪してるほうが、富士山!って感じですよね。

上を見上げれば、大きな大きな奇岩。真っ青な空に白い岩が映える!

あと10分の看板が見えてきました!実際は5分かからず。
山頂はすぐそこです!

山頂直下の最後の鉄梯子。
この手前に一枚岩の鎖場があるんですが、前回来た時に凍りついてツルッツルでした。山頂はそこなのに、どうしようどうしようとアタフタした記憶が蘇ります。

光が差し込んできました!脳内でさだまさしの「空になる」が再生されます!

11時19分 瑞牆山登頂

お疲れ様です!2230m、瑞牆山山頂です!

山頂でまったり

瑞牆山の象徴である大ヤスリ岩と雄大な眺望。

この日は南アルプスもよく見えていました。北岳、間ノ岳!

八ヶ岳方面。

金峰山の五丈石をつまんでみた!翌日は金峰山に行きますよ!

私、瑞牆山の山頂がとても好きなんです。
どこに座ろうか考えるのが楽しいんですよねえ(о´∀`о)
登山者たちがお気に入りの場所を見つけて座る、この雑多な感じ。

最近動画撮影にハマっているsantama。ジンバル片手にギリギリを攻めています!
落ちないように気をつけてー!

O氏に隠し撮りされていた1枚。
仲良し夫婦感が伝わっていいですね!(自分で言うな)

空もすっかり秋模様。
天気が良すぎて、2時間近く山頂でまったりしてしまいました。
早く出発してよかったなあ。

山頂〜テント場へ

13時5分下山開始です!

これは台風19号の影響でしょうか?新しめの倒木。くぐったりまたいだり。

完全に膝をつけるスタイルでくぐりぬける。

鎖場もクリアし…。

15時29分 富士見平小屋到着!

下山後には、小屋が開いていたのでコーラで乾杯出来ました!

富士見平小屋はこんなところ

瑞牆山や金峰山を登るときの拠点となる富士見平小屋

水場はテント場から離れていて、少し下ったところにあります。
ビール冷やし用の桶が別途あって、親切!
瑞牆山は平成の名水百選に認定されています。確かに綺麗なんだけど…。
この大量の落ち葉の中を一旦通ったと思うと…(笑)。

食事はとても充実しているようで、メニューもおしゃれ。
富士見平小屋は鹿肉が有名のようです。食事はしたことがないので、次回は食べてみたいなあ。

登ったのが10月30日ということで、小屋はハロウィン仕様になっていました!
かぼちゃおばけのランプが可愛らしい。

名前が富士見平小屋ということで、もちろん富士山が見えます。
今日の富士山は…

見えましたー!夕暮れ時の富士山。

一時休憩のみは300円。
小屋番さんはご夫婦のようで、テントは冷えるからストーブで暖まっていくといいよと優しくお声がけ頂きました(^O^)
ただしバーナーは使用禁止。

小屋の中はランプの灯りでとてもいい雰囲気。
ちなみに小屋では飲み水が販売されていません。
なぜかって?すぐそこに、平成の名水百選の水が流れているからです!
先程の水場の水で作るコーヒーは絶品なんだとか。

ドリンクメニューもシャレオツ!

テント場は女性専用スペースや、

家族向けのスペースがあったり。
約100張幕営可能で広々。平日でしたらスペースに困ることはなさそうです。

富士見平小屋と言えば、30年以上前になりますが殺人事件が起きた小屋で有名ですね。
何となく陰気なイメージがだったのですが…。
現在は、小屋の雰囲気も明るく管理人さんも良い方。専用スペースなどの配慮も。
ただ、真夜中のトイレに1人は怖かった…。

日が沈んでいくのを木々の間から眺めて…。
翌日の金峰山は長丁場なので、早めに就寝しました。

瑞牆山の動画

動画も作成しています。登山道の雰囲気を楽しんでみてください(^O^)

瑞牆山登山を振り返る

瑞牆山は、私の嫌いなほぼ樹林帯の山。
それでも2度訪れたのは退屈しない山だからです!
鎖場あり、梯子あり、岩場あり、沢あり…。
全身を使って登る瑞牆山は巨大アスレチックのようです。
ここでかく汗はとにかく気持ちがいい!!
登山道で時折顔を見せてくれる富士山に背中を押され、進んだ先にあるのは素晴らしい展望(⌒▽⌒)
鎖場に慣れたい初心者の方、テント泊初心者の方、岩登りが好きな方、山頂で絶景を見たい方、全ての方におすすめしたい山です!



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