はじめての山小屋泊:山小屋泊が不安な人のためのQ&A

今やもう、下界のビジネスホテルですら、格安なのにサービスの行き届いた宿泊体験を提供してくれますが、山の世界はどうでしょうか。これは山小屋によって千差万別としか言いようがありません。ホスピタリティに溢れる山小屋もあれば、とんでもなく横柄なスタッフに嫌な思いをさせられる山小屋もあります。電気も水も燃料も、不自由極まりない環境で、贅沢なんか言っちゃいけないのですが、あたりを引くよう、しっかりリサーチすることをおススメします。

山小屋の気になるあんなこと、こんなこと、をQ&A形式でまとめました。

ますます不安になる(?)Q&A集

ものすごく混雑するのか

人気の山域、ハイシーズン、人気の山小屋、週末、と四拍子揃うと、とんでもなく混雑します。僕は見たことがないのですが、1つの布団に3人で寝ることもあるんだとか。一体どうやって寝るんでしょうか…。山域:涸沢、シーズン:紅葉、山小屋:涸沢ヒュッテ、そして週末!ハイ死んだ!

トイレは臭いのか

慣れない人には、山小屋のトイレの臭いはキツイ!特に便槽と便器の間に仕切りがなくて、直接繋がっているようだと、臭いが上がってきます。その場でクサいだけなら我慢もできますが、ウエアに臭いが移るのはショックでした。用を足して小屋に戻ってもしばらくクサさが持続します。クサクサ、クッサー!

尾瀬のように水洗トイレが完備(しかもウォシュレット付き!)されているところもありますが、例外中の例外だと思っておいたほうが良いでしょう。それでもトイレは、臭いを除けば清潔に保たれているところが多いです。

好き嫌いが多いんだけど、山小屋の食事って…

山小屋の食事は、基本的にメニューを選べません。宿泊客は食堂に集まって、全員同じ食事をとります。好き嫌いの多い方は、事前に山小屋の食事の情報を入手して、苦手そうであれば素泊まりの選択も視野にいれましょう。

糠風味の自家製味噌の味噌汁でヴぁー!(もちろん美味しいところもあります)

愛想の悪い小屋番はいるのか

これは存在します。地上の宿ではないので、ある程度は許せても、こちらの想定以上に横柄な人はいます。K山荘のスタッフは、食事中も尊大な態度で、大して美味しくもない食事がさらに不味くなりました。そんな時は、そのスタッフに関わらない、その山小屋には二度と泊まらないのが対抗手段です。

人気の山域の山小屋は、スタッフの質が良くなる傾向があるように思います。やはり競争原理が働かないとダメで、山域に小屋が1つという状況では、慢心が生まれるのでしょうかねえ?

お風呂は入れるのか

基本、お風呂どころかシャワーもありません。あったら超ラッキー。山の上でのシャワーは最高の贅沢ですよ。ボディシートやフェイスシートを持っていくと快適に過ごせますよ。

宿泊料が高すぎない?

荷揚げ代です。

布団は洗っているの?

水がないのに、洗えるわけがないんです。できることはお手すきの時に天日干しだけ。山小屋によっては、清潔なシーツを貸してくれたりしますが、期待はできません。体はウエアを着ているので直接布団に触れませんが、やはり気になるのは顔です。僕の前にこの布団に包まっていたのは誰なのだろうと思いを馳せずに、マスクや大きめのタオルで対策を取りましょう。

そんな布団でも朝になると、あと一時間包まっていたい!と思うほど大好きになっているはずです。