【月山】残雪たっぷり夏の霊峰へ

2019年7月10日

どうも、yunaです。

今回は山形県の月山(1984m)に登ってきました。山仲間6人とのグループ登山です。
初上陸の山形!!北は福島県までしか行ったことがありません。
福島は埼玉から200キロ以上もあるのですが、最近は移動距離の感覚が麻痺してきて、福島って近いね!なんて言い出す始末でした(笑)。
もっと北に行けるんじゃないか、ということで山形まで足を伸ばすことになったのです( ̄▽ ̄)
自宅からの距離410キロ(今回は山仲間のOさんが車を出してくれたので我々は運転せずw)。
そのうち、青森までマイカーで行くんじゃなかろうか…。

雪渓あり!木道あり!岩場あり!の変化に富んだ登山道を歩きながら、東北の山の楽しさを再確認する旅の始まりです(*’▽’)

プロローグ

午前2時半に埼玉を出発、ひらすら東北自動車道を北上します。
2時間半ほど走ったところで、工事で通行止めになっている区間がっ!
朝ごはんも食べていなかったので、阿武隈PAにて通行止めが解除されるまで休憩することに。

阿武隈SA(下り)の豚ロース生姜焼き定食

今まで、SAのごはんに満足したことがなかったんですが、ここの生姜焼き定食は大満足のおいしさでした!!
santamaの頼んだ唐揚げ定食もおいしかったです。
東北に行く際の朝ごはんは阿武隈PAでどうぞ(^O^)/

最近ハマっている「みんはや」でクイズ大会をしたりして暇つぶし。

みんはや

月山リフトから出発

駐車場

9時13分 姥沢駐車場着

住所→山形県西村山郡西川町大字月山沢地内

駐車場は広々としていて、340台駐車可能!

月山に登るルートは全部で11コースもあります。
私たちは、リフトを利用して牛首経由~月山山頂~姥ヶ岳の初級者向きコースを選択!

しかしまあ、辺りは一面ガスに覆われて真っ白です(´・ω・)
ガスまみれで若干テンションダウン…。

清潔なトイレも完備。月山はスキー場としても人気なので、更衣室も併設されていました。

そして!先日、2人揃って登山靴を新調しました!
本日初おろしでウキウキです(´艸`*)ピカピカー!!

santamaおニュー登山靴
yunaおニュー登山靴

2人ともLOWA(ローバー)!
LOWAは、甲高幅広の日本人の足にも合うようなモデルもあり、他のメーカーと比べると比較的ゆったりしていると感じました。
今までスポルティバやスカルパなど履いていましたが、長時間歩いたり、下山時などにどうしても小指が痛くなっていました。
LOWAは初めて最後までノンストレスで歩けたメーカーです!
指が靴に当たって中々合う靴が見つからない…なんてお悩みをお持ちの方は、是非お試しあれ!

準備をしたらしゅっぱーつ!
月山環境美化協力金として、1人200円お支払いします。

なんかこれ、ガスが晴れそうな予感がする…!(゚∀゚)

舗装路を10分ほど歩くと、リフト乗り場に到着。

リフトは往復1100円。モンベルカードを提示すると、5%割引になります!

営業時間などの詳しい情報はこちら→月山スキー場HP

霧を抜けた先に待っていたのは

これは何だか大勝利の予感がしますね??!!!青空見えてきましたね??!!

リフトで上がるにつれて、どんどんガスが取れて快晴に!
私、持ってる!!晴れ女のちから!

足元にはニッコウキスゲが花を咲かせていました。

雪の斜面にたくさんの人を発見!
実は、7月も中盤に差し掛かろうとしているのに、何とスキーが出来るんです!

リフト乗り場にこんなポスターがあったな。
キャッチコピーは「極上夏遊び」。スキーは冬だけのスポーツではないんだな(゜-゜)

所要時間20分ほどでリフト上駅に到着です。トイレも完備。

振り返ると雲海が広がっていました!
先程まではあの雲の中にいたんだな…。
ここら辺の山の位置関係がいまいち分かってないですが、見えているのは朝日岳かなあ??

令和の鐘なるものを発見!
2019年(令和元年)だったので、豪快に鳴らしておきました。何となく縁起がよさそうですね。
去年までは平成の鐘だったのかな?

木道+雪渓のMIX登山道

10時30分 クライムオン!

歩き始めは整備された木道を緩やかに登っていきます。

少し登って、また振り返ってみます。
果てしなく続く雲海!高い位置で見れば見るほど壮大で、圧巻の景色です。
駐車場ではガスガスで絶望だったのに、ガスを抜ければこんな絶景が待っているんだから、山は面白い!

山頂はもう見えていて、ちょうど指を指している辺りです。頂上部は緩やかな稜線を描いています。
月山は火山で、西側の斜面は爆発によって吹き飛んだため、切れ落ちたような地形になっています。

さすが、夏スキーが有名とあって初夏まで山肌のあちこちに残雪が見られます。

ロープが張られているので、そこから大きく外れないように歩けば問題なく歩けます。
念のため、軽アイゼンを持って行くと安心ですね。
私たちも持っていきましたが、序盤の雪渓は使用しませんでした。

それにしても、7月に雪の上を歩くのは初めての経験なので不思議な感じ。
土を踏みしめる足裏の感触と、雪を踏みしめる足裏の感触。どちらも楽しめちゃいます(*’▽’)

木道の上にまだまだ雪がたくさん。どのくらいの深さかなあ?
踏み抜かないように気をつけなくちゃな!

と、思った矢先に雪渓を踏み抜いてしまいました(笑)。
左足は完全に雪に中、腰まで埋まった!1mは積もってるな!
取り残された左足は変な態勢で痛い…。大アザが出来ていたのは言うまでもない。

そして、また木道。変化があるので飽きずに登れます(^ω^)

牛首手前の雪渓までやってきました。下にはまだ一面の雲海!
THE夏山!っていう緑たっぷりの山肌も大好きですが、残雪ならではのこの緑と白のコントラストも感動的な美しさでゾクゾクします…。

このルート上の雪渓で、登りの斜度が1番ある箇所だと思います。上から見るとこわーい!
アイゼンをつけている人もちらほらいましたが、使用しなくても登り切れました。

牛首~山頂までの登り

11時48分 牛首

雪渓を登り切ったら、石畳の道に出ます。
あと1時間で山頂!ここから先は9割夏道でした。

緩やかに登っていきますよ~。

最後の雪渓を登り終わりました!
最初から最後まで、ロープで印がついていて整備が行き届いていたので、とても安心して登れました(^O^)

さあ、いよいよ傾斜がキツくなってきました!しばらくこの石の階段が続きます。

ふいにニッコウキスゲが咲いていたり。

月山は多くの高山植物が咲く山です。
登山道後半に差し掛かると、ちょこちょこお花が咲いています!
こちらはハクサンフウロかな??(調べた)

ミヤマキンバイかな??(調べた)
黄色いお花は区別するのがとても難しいですね(゜-゜)
ずいぶん前に、お花図鑑を買ったのに全然山で活用出来てないなあ…。

結構登ってきました(*’▽’)
左側には雲が溜まって雲海があるのに対して、左側は鶴岡市の街並みが良く見えていました。

急登の途中に突如現れる鍛冶稲荷神社。

稲荷神社を過ぎて、最後は石ころ急登です!山頂までもうひと踏ん張り!

月山神社が見えてきました!神社に続く最後の一本道、きれいに舗装されています。
神社の右手が休憩できる場所で、たくさんの人で賑わっているのが見えます。

12時45分 月山神社着

月山は月読之命を祀った山で、死者の魂が帰るところと言われており、次の世の生まれ変わりに祈りを捧げるそうな。
本宮敷地内は神域のため、撮影NG!
神社の中は、お祓い(有料)を受けると本宮に参拝できるみたいです。
私たちはパスして、Sさん夫婦は参拝するとのことだったので山バッジだけ買ってきてもらいました(月山頂上小屋にも売ってるみたいです)!

めちゃくちゃフィットする岩を発見したので、寝転んで休憩!
お昼ご飯を食べたり、小1時間ほどまったりしました(*´ω`)

山頂方面から月山神社を望む

それではピークハントしに行きましょう!
山頂は神社の裏手を少し歩いたところにあります。

14時8分 月山頂上

山頂標柱はなく、こじんまりとした頂上です!

でもでも、景色は抜群ですよー!!(^o^)丿(^o^)丿

santamaが撮ったこの1枚。

なんと、『365日日本一周絶景の旅』に掲載されました!!
自分が撮った写真が本という形で残るなんて、そうそうないことなのでとても嬉しかったです(๑˃̵ᴗ˂̵)

クロユリ[/caption]

すれ違った登山者の方から、クロユリが咲いている場所があると教えてもらったので撮影!
初めて見たかも。月山頂上小屋あたりに咲いていました。

牛首までは来た道を下っていきます!最高の景色~(≧▽≦)

牛首の分岐を過ぎたあたり

突如辺り一面ガスに包まれた!1番後ろのsantamaさんがガスに飲み込まれている。
数メートル離れるとお互いの姿が見えなくなるレベル!
牛首~金姥間はほぼ雪渓歩きでしたが、平坦なのでアイゼンはここでも使用しませんでした。

金姥分岐

ガスが晴れてまた青空!真っ直ぐ登っていくと、姥ヶ岳山頂です!

来た道を振り返れば、この素晴らしい稜線!

山頂が見えてきたけど…。またガスに包まれそうな予感(>_<)

15時58分 姥ヶ岳山頂

やっぱりガスに包まれたー!
ここも展望の良いスポットだっただけに、虚無で残念でした(´・ω・)

姥ヶ岳山頂~リフト乗り場の下りで、初めてアイゼンを装着!
山と高原地図にも、この区間はアイゼンが必要と記載されていました。
斜度が結構あるので、アイゼンがないと怖いです!

17時10分 駐車場着

なんだか、ゆっくりしすぎたのか下りのロープウェイがギッリギリになってしまいました(笑)。
無事に下山し、コーラで乾杯(^^♪お疲れ様でした!

志津野営場でキャンプ

翌日は蔵王山に登る予定だったので、月山から1番近い志津野営場でキャンプをしました。

キャンプの受付は弓張平運動公園パークプラザで行います。
テントサイトから結構下りました(車で5分くらいだったかな?)。

テントサイトは2ヶ所あり、私たちは第2テントサイトにしました!1張500円とお安い。
第1テントサイトは区画がしっかり区切られていて、そちらは1区画1000円でした。
第2テントサイトは駐車場から距離があるので、荷物の積み下ろしが結構大変!
芝生はふわふわで寝心地は最高です(^ω^)

トイレは綺麗に清掃されていて、快適に使用出来ました!
他にも立派な炊事場や四阿などの設備がありました。
近くにはちょっとした散策路やネイチャーセンターなどもあったので、時間がある方はぜひ~(^o^)丿

各自好きなものを用意して晩ごはん!
私たち以外誰もいない貸し切り状態だったので、夕食後は持ってきたSwitchでスマブラトーナメント大会を開催して盛り上がりました( ̄▽ ̄)

月山登山を振り返る

雪渓ありの木道ありの岩場ありの楽しい登山道!
山肌に雪が残る、7月上旬ならではの美しい景色も存分に楽しむことが出来ました。
自分的には、今まで登った山の中でもだいぶ上位に来る好みの山でした!
2000mに満たない山なのに、この眺望の良さはやはり東北ならではですね。
これだから東北の山のは好きなんだよなあ~~(^O^)/

山と高原地図 鳥海山・月山 羽黒山 (山と高原地図 8)

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