【熱中症対策】手作りスポーツドリンク総選挙

皆さんは、登山中に何を飲んでいますか?
普通はスポーツドリンクを飲むと思います。

登山中は、汗がダラダラポタポタ出てきますよね。
スポーツドリンクでしっかり水分と塩分を補給をしないと、熱中症になってしまいます。

僕は市販のスポーツドリンクだと、甘すぎに感じます。だから、ついつい水を飲んでしまうのです。水だと、汗で流れてしまったナトリウムの補給ができないので、ちょっと良くないんですよね。
もちろん、そんなに汗を出さない軽いハイキング程度であれば、水やお茶でも良いんですよ。

市販品で、甘さ控えめのスポーツドリンクを買えば良いんですが、せっかくなので手作りスポーツドリンクを作ってみました。
ただ作るだけじゃ面白くないので、材料を何種類か用意して飲み比べてみましたよ。

スポーツドリンクに必要な成分

スポーツドリンクの目的は、ナトリウム(塩分)の補給と、水分・糖分の補給です。
というわけで、塩と砂糖を用意。
それだけだと、薄い砂糖水のような味わいなので、レモン汁やクエン酸を加えます。

塩(ナトリウム)

汗をかくと、身体からナトリウムが失われます。
ナトリウムが失われると、身体に様々な障害が起こります。具体的には倦怠感や疲労感、食欲不振や吐き気、筋力低下などが起こります。

スポーツドリンクとしては、塩分濃度は0.1%~0.2%の濃度が理想です。
1000ml中のスポーツドリンクに、塩が1g~2g溶けているイメージです。

砂糖

甘すぎると飲みづらくなるので、砂糖は少なめでもいいのかというと、そうではありません。
ナトリウムと糖分が体の中に吸収される際、水を一緒にひっぱる性質があります。身体に効率よく水分を移行させるために、ナトリウムと一緒に糖分が必要になります。
また、登山中にすぐ使えるエネルギーとしても糖分は重要です。

4%~8%の糖分が、最も水分吸収に貢献すると言われています。
1000ml中のスポーツドリンクに、40g~80g溶けているイメージです。

レモン汁

お好みで、適量入れます。
僕が作ったスポーツドリンクでは、1000ml中に50ml入れます。

レモンの酸味が、味をサッパリさせてくれます。また、レモンに含まれるクエン酸は疲労回復に効果があるうえ、ミネラルの吸収も助けます。

スポーツドリンクに調味のため、酸味を足すという意味では、クエン酸でも良いです。
ただ、レモン汁にはカリウムが含まれています。カリウムも発汗によって失われる電解質です。カリウム補給の意味でもレモン汁がおすすめです。

レモンの他に、同じ柑橘類グレープフルーツやミカンなども良さそうです。

実際にスポーツドリンクを作ってみた

スポーツドリンク、今回のレシピ
  1. 水 500ml
  2. 塩 1g
  3. 砂糖 30g
  4. レモン汁 25ml

今回は、500mlペットボトルで作るので、すべて1000ml時の半分量で作っていきます。

そして、糖分は、上白糖・グラニュー糖・はちみつの三種類を用意しました。味わいの違いを確認してみたいと思います。
調味のレモン汁の他に、クエン酸もちゃんと用意。

合計6種類のスポーツドリンクを作ってみました。レシピは以下の通り。

  1. 水+塩+上白糖
  2. 水+塩+グラニュー糖
  3. 水+塩+はちみつ
  4. 水+塩+グラニュー糖+レモン汁
  5. 水+塩+グラニュー糖+クエン酸
  6. 水+塩+はちみつ+レモン汁

この6種類を、一緒に飲み比べてみたいと思います。

飲み比べ

さて、実際に飲んでみますよ。わくわくします。

ひとつめ。水+塩+上白糖です。色は無色透明ですね。

う~ん、甘い。当たり前ですが、ただの砂糖水です。塩の量もわずかなので、しょっぱさも感じません。甘い。あま~~い。

こちらは、水+塩+グラニュー糖。上白糖と同じく無色透明です。

う~ん、甘い…。甘いけど、上白糖よりさっぱりしてるかな。でも甘い。

そして、水+塩+はちみつです。

これは…。たんなる薄いはちみつです。
うすめたはちみつはまずい。
はちみつはスポーツドリンクに向いてないような気がしてきました。

ここまで、登山に持って行こうと思える味はありませんでした。甘いだけじゃダメなんだ。

さて、こちらは僕の中で本命である、水+塩+グラニュー糖+レモン汁です。

これは…。飲める!飲めるぞ!
グラニュー糖の甘ったるさを、レモン汁が爽やかにカバーしています。これはなかなか良いです。
25mlしか入れていないはずのレモン汁が存在感を放っています。

お次は、水+塩+グラニュー糖+クエン酸です。ちなみにクエン酸は2g入れました。

これも飲めます。そして、レモン汁だと若干苦みが出てくるのですが、クエン酸はさっぱりしています。これは好みの問題だと思いますが、僕はレモン汁の方が好きですね。

ビジュアル的にほとんど変わり映えが無くてすいません…。
最後は、水+塩+はちみつ+レモン汁です。

はちみつとレモンは相性が良いはず。美味しいはず!

…と思ったのですが、やはりはちみつが薄く感じてしまいます。
薄甘く、すっぱい。砂糖で甘みを足したほうがいいのかな…?

結果発表

はい、とういわけで、6種類飲んでみましたが、スポーツドリンクとして飲めそうなのは、以下の二つでした。
水+塩+グラニュー糖+レモン汁
水+塩+グラニュー糖+クエン酸

僕の好みですが、レモン汁の方が美味しかったです。一緒に飲んでもらったyunaもレモン汁バージョンが一番美味しかったと言っていました。

とは言っても、飲むと舌の上に甘さが残るというか…。酸味はあるのに、どうもサッパリしてません。アクエリアスやポカリスエットは、もっと後味がすっきりしているんだけど…。

そう思って、アクエリアスやポカリスエットの成分表を見てみると…。

…ブトウ糖や。

ブドウ糖は、砂糖の7割程度の甘さで、後を引かないさっぱり感があると言います。
早速スーパーに買いに出かけましたが、売ってないんですよね。
おそらく売っているとしても、個包装の飴みたいなやつです。

というわけで、Amazonでブドウ糖を注文しました。
さっそく、ブドウ糖でスポーツドリンクを作ってみますよ。
レシピは、僕が一番好きな「水+塩+砂糖+レモン汁」です。

溶けづらいことこの上ない。

一口飲んでわかりました。優勝です。
上白糖やグラニュー糖と同じ量を入れたのに、ほのかな甘み。なにより嬉しいのは、飲んだ後に舌に残る感じがせず、さっぱりしています。これは飲みやすい。ごくごくいけます。

第一位は決まったけれど

第一位の手作りスポーツドリンクは決まりました。

ですが、アクエリアスやポカリスエットの味には及びません。アクエリアスやポカリスエットって、すごいんだな。よく研究されているんだなと思います。

それでも、手作りスポーツドリンクが駄目というわけではありません。
「水+塩+ブドウ糖+レモン汁」の組み合わせを基本として、自分好みに調整して、自分だけのスポーツドリンクを作ってみると楽しいと思います。
例えば、レモン汁をグレープフルーツに変えてみたり、リンゴ酢に変えてみるとか、塩をミネラルたっぷりの自然塩に変えてみるとか。

皆さんも色々試してみてください。そして、美味しいスポーツドリンクができたら、ぜひ教えてください。